山と酒と音と飯

登った山と飲んだお酒と聴いた音楽と食べたメシについての備忘録

都市河川鯉とシュールストレミングについて

鯉釣りは冬に限る。

 

そう確信したのは残暑厳しい昨年の9月のこと。もともと鯉の旬は11月〜5月と言われているのもあり、冬場に釣るのが良いのは勿論なのですが、何よりも夏場の鯉がいるような川は、概して暑い上に藪蚊がいる事が多いので、冬場の方が釣り易い事この上ない訳なのです。

 

今回の記事は、昨年9月に釣り上げた後に世間の目に負けてリリースした都市河川鯉のリベンジマッチの顛末を記しています。 

 

 

以前から都市河川の鯉が旨いと言う話は聞いており、虎視眈々とその機会を伺っていました。

 

そんなおりに、茸本氏から鯉釣りのお誘いを賜り、行って参りました。鯉釣りの本場・東京西部へと。

 

 

GO, WEST!≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ

 

 

やって来たのは閑静な住宅街と言う言葉がピッタリとハマるような地域。

 

河川の両サイドは見渡す限りの住宅、住宅、住宅、住宅。その間を縫う様に走る都市河川。

 

鯉に関しての漁業権の設定はない水域で、川に入ってダメな訳でもないのに高い柵で囲われて入り辛くなっているのは良くない事です。とても良くない事です。大事な事なので2回言いました。

とても良くない(; ・`д・´) 

 

 

さて川を覗くと、浅い川底に鯉が沢山群れています。

 

おっし、釣るぞー!フィッシャーー!!

 

と、いそいそと準備を整えていた所、向かいの岸を散歩していた老夫婦がおもむろに食パンを川に投げ始めました。

あっと言う間に鯉が群がり、我々が釣り始める頃には鯉たちの食い気は全く無くなっていました🍞

 

( •́ㅿ•̀ )エーーー...

 

野生動物に餌あげちゃいかんぢゃろがい!愛護だと思ってんのかい!だから鯉みたいな国内外来種が蔓延るんぢゃろがい!!

 

我々の針先に掛けたパンには見向きもしてくれなくなった為、鼻息荒く移動し、再スタートを切る事にします。

 

 

そして途端に茸本氏が1匹目を釣り上げました。

 

 

さすが、都市河川鯉釣りに一日の長がある漢よ...

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(満面の笑みの茸本氏)

 

 

その後、河川の中で唯一の錦鯉を発見した筋肉氏が、華麗なロッド捌きでその鼻先へとパンを落とし込み...

 

釣れたーーーーーー!!!

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キレイ!食欲湧かない(๑´ڡ`๑)!

 

錦鯉を敢えて狙うと言う筋肉氏の攻め方もまた良し。

 

 

そして遅ればせながら私も無事に70〜80㎝クラスのヤマトゴイを釣り上げる事に成功しました。 

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それは鯉と言うには余りにも大き過ぎた

 

 

大きく重く分厚く

 

 

そして大雑把過ぎた

 

 

それはまさに岩間さまだった

 

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(岩間さま)

 

岩間さまも魔神竜之介もそうですが、坂本龍馬が仲間でいると、かえって溜め技のチャージ時間が長くなるので不利なのですよね。

本丸前の小屋で人魂でレベル16まで上げきった後、おぼろ丸単独で遠方から忍法矢車草を連発した方が早く片付く気がします。

 

 

 

話を戻します。本当はその場で血抜きと内臓の処理までやって帰りたかったのですが、住宅街で刃物をチラつかせた中年男性㌠がメーター近い鯉を殺しまくる絵面と言うのは大変に通報案件で御座いますので、そのまま茸本氏の特大クーラーボックスに詰め込み、退散致しました。

これ電車で来たらどうすんだろうな。クーラーボックスの中でビッタンビッタン跳ね回る音がするから色々ダメだろうな。

 

車で安全に且つ迅速に持ち帰った念願の都市河川鯉。臭いのか、臭く無いのか。その実態は如何に。

 

早速、捌く事と致しましょう。

 

割と直近までは元気に生きていましたが、釣り上げてから5〜6時間経った為、捌く段階ではさすがに絶命していました。

 

デカ過ぎてまな板の上に乗らないので、シンクの中で捌く事にします。

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シンクの中だと大振りの包丁が使えないです。否応無く金切り鋏と上州屋で買った小型ナイフで捌く事に。

 

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首を落とすのにナイフでは刃が立ちません。

金切り鋏がその威力を遺憾無く発揮してくれました。  


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背開きにして内臓を一気に取り出す作戦。

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内臓、すげえ量だなぁ。 

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背開き直後の様子。
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しかも抱卵個体でした。

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魚の卵はだいたい旨いと言う定理がある為、食べようか一瞬迷った後、今回は廃棄。身を食べて臭くなかったら、次回以降は内臓も試して行こうと思います。

 

多少は臭いはあったけれど、内臓や身自体には特段酷い臭みは感じられなかったので、これは期待が持てます。

身を取り分けてこの日の作業はお終い。

 

 

翌日、素材の味を見る為、まずは何の脚色もせず、シンプルに塩胡椒だけで焼いて食べてみました。

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・・・

 

 

・・・・

 

 

・・・・・

 

 

 

おおっ!

 

 

存外旨い!

 

 

さすがに川魚なので多少は川の臭いがあるけれど、そんなに気にならないです。元々、鯉の身はクセがない上品な身質なので、これはしっかりと下味付けて調理すれば、和洋中どんな料理にも合わせられる可能性を感じました。

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ただ、血合骨等の埋没骨もなかなか強靭なので、この辺りしっかりと処理するのは今後の課題としましょう。

 

となれば、以前からやってみたかったあの料理を試してみるしかありませんな!

 

茸本氏のブログで紹介され、都市河川アングラー達の間で一世を風靡しかけた「鯉のビール煮」を!

 

詳しい調理方法については茸本氏のブログで紹介されているので省きますが、一応手順通りに載っけておきます。

 

今回は「福岡野食会茅ヶ崎支部」と言う、

「国産アンデスメロン

「横浜家系ラーメン新宿家高円寺店」

の様な実に入り組んだネーミングの催しでビール煮を提供させて頂く事となりました。

 

サク取りした鯉の身を食べやすい大きさに切り、バジル、ディル、塩、胡椒を塗して擦り込んでおきます。

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裏面も同じく念入りに
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微塵切りにしたニンニクと玉ねぎをオリーブオイルで低温でじっくりと炒め、香りを引き出します。その後、イチョウ切りにした人参とじゃが芋も投入し、充分に火を通します。
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それとは別に下味を付けた鯉の身を皮目から火を通して行きます。
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火が通ったらそれらを合わせて
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ビールを注ぎます。
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フレンチピルスだけでは足りなかったので、会場となったBarカナリヤさんで頼んだ黒ラベル生も入れます。
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アクを取りつつ、全体的に火が通ったら塩胡椒とバジルとディルで味と香りを整えて出来上がり。
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今回、仕上げの隠し味に白味噌と醤油を僅かに使用しています。

 

さて実食。

 

 

 

・・・

 

 

・・・・

 

 

・・・・・ 

 

 

 

これはなかなか面白い味!

ビールの苦味で適度に独特な風味付けがされているのを、オリーブオイルが綺麗にまとめ上げている感じです。これは日本の料理には無い味。肝心の鯉の身からは、臭いは一切無かったです。これは綺麗な水域の中でも当たりの個体だったのかもしれませぬ。

 

当日、ほぼ同じ場所で釣り上げた茸本氏の鯉は、少し臭いがあったとの事でした。下流の鯉が臭いを蓄えたまま川を上って来た可能性も考えられるとの事です。これは釣って食べてみるまで分からない部分ではありますが。

 

今回のビール煮、試作の段階ではヒューガルデンホワイトも試してみたのですが、最終的にピルスナーが1番合うのではないかと思い、本番では使用を控えました。

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チェコの主流はピルスナーの筈なのでこのチョイスは間違ってはいないとは思いますが、実際のところはチェコで食べてみないと分かりませんね。「チェコでビール煮たべたよっ!」と言う方はご一報ください。

 

ちなみにこの日の催し、一緒に鯉釣りに行った筋肉氏は釣り上げた錦鯉を見事な煮付けにして提供してくれました。

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錦鯉だからと言って味に差異は無く、真っ当に臭みの無い、旨い煮付けでした。

 

この会ではその後、海岸でシュールストレミング開栓の儀が極めて厳粛なムードの中で執り行なわれ、参加者達を次々と阿鼻叫喚の煉獄へと陥れていました。

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開栓直後の様子。強烈な臭気を撒き散らしています。
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開栓の儀を終え「無」を行う茸本氏。f:id:u_f_y:20200212211603j:image

その目に映る風景は希望か。或いは。

 

 

私も卵の部分を一口譲って頂きました。

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感想は、物っっっっっ凄く腐敗臭と塩気の強いアンチョビと言ったところ。

強烈な臭いの奥に確かな旨味を感じます。ただ、そのまま食べるものではなく、一度塩抜きした上で、サンドイッチ等に挟んで食べるものなのだろうと言う確信を得ました。

今回のシュールストレミングが比較的臭いが弱いものなのか、熟成が進んでいなかったからなのか、海岸に強風が吹いていたから臭いが飛んだからなのかは分かりませんが、個人的にはそこまで酷い臭いではなかったと思います。腐敗臭も、排泄物系のそれではなく、玉ねぎが腐った系の臭いであった為、まだ耐えられました。

 

今後は、シュールストレミングのメーカーによる味の差異と熟成度合い、開栓場所の密閉度における臭気の違いについて研究を進めて行く必要性を感じましたが、自ら進んでやりたくはないので、どなたか試して頂けたらと思います。

 

 

と言う事で今回、念願叶って釣り上げるところから調理までワンストップで都市河川の鯉をやってみました。

 

水質の良い河川を狙って行けば、泥抜きの必要無く、泥臭さも然程気になる事なく、美味しく食べられる事が分かりました。

 

今後の課題は、ヒレ際の小骨の取り除き方と、さらなる調理方法を試して見る事です。

 

基本的には良くも悪くもクセが無い素直な身質なので、ある程度味付けでリードすれば様々な料理に合わせられますし、大きい個体なら身が大量に取れ、何より絶滅からは程遠い種類なので、気兼ね無く捕まえて食べられるのが大きな利点です。 

 

身近に棲息している上に食パンで釣れるので調達コストも低いですし。災害時の貴重なタンパク源としてかなり有用だと思われます。

 

唯一気兼ねするべきは、世間の目だけだと言う点に留意しつつ、今後も釣って行きたいですね。

 

それではまた🎣

カワハギ船宿+温泉パックは背徳の味

2020年が開けて早1ヶ月が経ちます。時の経過の早さはままならないものだと、しみじみとしみじみしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

東証マザーズ指数も釣果もストップ安ギリギリの私が通ります📉🎣

 

2020年の釣り初めに行って参りました。狙いはカワハギ。11月〜1月は肝がパンパンに膨れ上がり、アンキモにも勝ると言われている冬の大人気魚です🐟

 

今回行った船宿は天空橋のえさ政さん。

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なんと10名以上で

「仕立船+温泉送迎+釣った魚調理と料理付き」

を¥12,700(税込)で納めてくれる破格のパックを提供しています。今回お誘い頂き、参加をして参りました。

 

方々から集まりに集まった14人。参加人数不足などは杞憂に終わりました。

 

昨年からの私の釣果と言えば不調も不調。大不調。鯉も釣れず、10月に行ったカワハギ船も釣れず、2回に渡る大島遠征も惨敗に終わり、目下4連敗を記録している真っ最中なのです。

しかも今年は東京湾のカワハギはかなり不調との事。下手したらボウズの可能性すらあります。

 

期待と不安と眠気が脳裏をよぎる中、いざ出船🚣‍♀️

 

羽田空港手前から小1時間ほど移動し、颯爽と釣り開始。

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(OLなので洋上でタピオカを嗜みます)

 

 

開始10分、早々にキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!

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小ぶりながら、それは紛れもなくヤツでした。

 

立て続けに2匹目、3匹目キターーーーーーー!!

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先ほどのものよりも幾分サイズは良いです。

昨年の自己ベストも3匹だったので、そこまで悪くない釣果。他の方々も1〜3匹は連れていたので、各々が食べる分ぐらいは確保できました。

 

さて今回、カワハギで練習しようと思い持ち込んだ神経締め棒。カワハギのサイズで入るかやや不安でしたが、またとない機会。やってみることにしました。

 

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先ずは脳天を刺し、その後エラを切って、よーーーーく海水中で振って血抜きをします。

するんだってばよ。

 

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目と目の間に僅かに開いてる窪みから棒を刺し通します。この時、肛門付近から棒が出たら失敗です。成功すると棒を刺した分だけ魚が痙攣しますので試しながら突き通して行きましょう。

 

神経締め

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BEFORE


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AFTER

 

ご覧の通り、色素が抜けて白くなった事が分かります。2〜3回やれば慣れて1発で神経通せるようになります。

今回は肝も食べるので、釣ったあと直ぐ捌くのであんまり意味はないですけれどもね。

 

と思ったら、てーぼー氏から

 

早く言ってよ〜!

その手があったかと!

これやると毎回身だけが余り続けるので、常に新鮮なカワハギを毎週釣り続けなければならないですね。カワハギの身と肝を回し続けるので、これは一般的にカワハギ・ロンダリングと呼ばれます。

 

その後はマイクロバスに乗って日帰り温泉ヌーランドに移動。東京の沿岸部でちゃんと温泉が出るんです。

 

 

そして我々が温泉に入っている間に。

 

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どーん!
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ずどーん!
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どどーん!

 

釣った後の重いクーラーボックス担いだ移動も、面倒な魚の処理もする事なく、下船→温泉→即宴会ってこんな楽してしまって良いのかと一抹の不安を覚えました。

 

でも良いんです。我々はその対価をしかと払ったのです。しっかりと、プロの調理人の方々が拵えてくれたカワハギの肝和え旨過ぎ薬局でした。

 

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F氏が釣り上げたホウボウも、見事な姿造りとなって登場。

 

トラギスやベラの雑魚㌠もお鍋の具となって登場。もともと味は良い魚なので、上品な白身の甘みが鍋に溶け出して良い感じに仕上がっていました。

 

これだけ至れり尽せりで12,700円は破格に過ぎましたね。

 

ほぼほぼWEB広告みたいな記事になりましたが、新年会に使うには最高のパックです。カワハギだけでなく、アジの仕立て船もやっているので、数を確保したい時はそちらも良いでしょう。

 

来冬は、釣れたての肝と神経締め熟成肉によるカワハギロンダリングを成功させたいと思います🎣

 

 

 

〜今回お世話になった船宿

天空橋「えさ政」

釣りと温泉宴会パック¥12,700(税込)

 

年1で使いたい良さでした。それではまた。

 

テント泊山行におけるリスクヘッジ

2日連続の更新でコンバンハ🌃どなたです?私です。

 

10月、11月と立て続けに島に行って来たので、12月は山だと言わんばかりに、行って参りました。積雪期直前の低山テント泊に。

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当初の予定は丹沢の裏側から入って蛭ヶ岳丹沢山→塔ノ岳に抜ける丹沢の花形ルートを小屋泊でやろうと思っていたのですが、今年10月の台風による道の崩落で、現在まさかの通行禁止。

 

予定を変更し、今年の元日に私が拝めなかったご来光を拝むべく、

 

 

塔ノ岳のテント泊大倉尾根ピストンを再度やって参りました。

今年の山行は塔ノ岳に始まり塔ノ岳で終わります。

 

今回は3人編成となり、私がテント係、ふあふあ氏が例によって料理長となり、完璧な役割分担のもとで準備が進められました。

 

14:45頃、渋沢駅発のバスに乗り、15分ほどで大倉バス停に着弾。

身支度を整え、15:08に大倉を出発。この時間帯から登り始める輩はそうそういないです。

 

何度も登り慣れた道ですし、特に変わった所は無く、16:00頃に大倉高原山の家テント場に到着。

 

ここのテント場、現在訳あって管理人不在とはなっておりますが、トイレも機能しており、一応使って良い事にはなっています。

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15分ほどでテント設営完了。今回はモンベルのステラリッジ3型を持参。3人で寝るにはやや狭いですが、なんとか寝られます。お値段そこそこで、山に必要な機能は全部詰まっているので、最初の山岳テントとして買うにはオススメ出来るかと思います。

 

 

今回は、私がテントと2人分の寝袋とマットを用意していた為、水を担ぎ上げる余地がザックに無く、水は現地の沢の水を調達する事で賄う方針を取りました。

 

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現在、ここのテント場は断水しているため水場は使用不可能ですが、最寄りの沢までの、手描きのアバウトな地図があり、この沢の水を汲みに行く計画です。


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「大倉高原山の家 水場」等で検索すると、写真付きの解説入りでこの水場までの案内をしてくれているブログもあり、割と安心しきって水を汲みに行きました。

 

が、見通しが大分甘かったです。

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上の地図通りに、見晴らし小屋の手前左側にトラロープが木に括り付けられている所があり、そこから登山道を離れて水場へと向かいます。

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↑ここはトラロープから分岐して間も無い地点。まだかろうじて普通に歩ける斜度ですが、この後10mほど歩き進めると様子は一変します。ここから先は割としっかりと危なかった為に、写真を撮る余裕がありませんでした_(┐「ε:)_

 

この後は登山道らしき道は消え、斜度が上がり、土の急斜面をトラバースするような形で下って行きます。油断すると容易に滑落してしまうぐらいには傾斜があります。

 

時おり木に道標となるリボンが括り付けられてはいるものの、明確に進行方向を指し示す程には数が無い為、どちらかと言うと自分で道筋を読んで行く事になります。

 

どうにかこうにか下りきると、今は使われていない林道が出現。

そこから道なりに5分〜程度歩き、漸く水場に到着しました。

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水量、水質共に申し分無しの水場です。

 

4ℓほど汲んで急いで来た道を戻ります。

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既に日が沈みかけていた為、早足で戻ります。

 

そしてこの後の登り返しがこの山行での最大の難所でした。

下って来たポイントを見失わない様に、持参したサブバックを目印に置いて来たのが功を奏し、山道(と言うよりは斜面)の取り付きを見失わずに済みました。

逆に言うと、このバッグが無かったら、日没を迎えた事もあって帰り道の取り付きが分からず、かなり焦っていたかもしれません。

 

登り返しの取り付きは、1番傾斜の緩い所でも四肢をフルに使ってよじ登る感じです。

この斜面、土である事と、高度感はそれ程無いので滑落→即死

と言う可能性は低いですが、いかんせん土壁なので崩れ易いです。

実際、最初の取り付きへのアプローチで崩れて、2度ほどリトライをしました。

 

高い所から滑落したら大怪我する可能性は充分にあるでしょう。

 

山をやっていて久し振りに、

「あっ。これヤバい状況に自分が立たされてるな。」

と思いました。急斜面+日没と言うように、偶発的な要素が2つ以上重なるような時に遭難のリスクが高まる事を肌身で感じました。

ここに+パニックと言う要素が加わると完全に遭難する事は分かっていたので、己の現在位置、手足のホールドをしっかりと確認しながら慎重に登り返します。

 

ヘッドライトとGPSアプリと携帯のバッテリーは持って行ったので、落ち着いてルートを確認しながら登り返し、無事にテント場へと到着。

往復で1時間弱ぐらいは費やしました。

 

メジャーな山とは言え、一歩登山道を離れると、途端に山は厳しい一面を見せて来ます。本来山は人間が歩けるようには出来ていないものだと言う事を改めて実感しました。

加えて、この時期は日没が早いです。水汲みに行くだけとは言っても時間に余裕を持って、且つ装備は万全にして汲みに行きましょう。

 

余談ですが、この水場前の林道は途中で切れている感じであり、麓までは辿り着けそうに無かったです。

 

2年前に菰釣山の避難小屋泊をやった時もそうでしたが、このような沢の水を汲みに行く水場と言うのは、例え公式の地図上に表記されているものだとしても、意外と見つけ辛く、探すのに手間取る事も割とあるので、時間と装備に余裕を持って臨んだ方が良いです。 

 

今回の水場はその典型で、事前の調べでは手軽に行けそうな感じが漂っていましたが、道の難易度だけで言うと丹沢の一般登山道の比では無かったです。

雨の日や地面がぬかるんでいる日はまず行かない方が無難でしょう。

 

 

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その後は無事に戻って来れた事を祝して、厳かに、且つしめやかに安堵の乾杯。おかげで今年ベスト3に入るビールの旨さでした。

 

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テント場では既に料理長のふあふあ氏が味噌ちゃんこ鍋の仕度をして待っていてくれたのです。さすがは料理長。

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私の方からもサッと作れる一品、変わりヤッコを提供。

こちら、絹ごし豆腐にネギ、ちりめん、桜海老おかかを乗せた後に煙が出る寸前までガンガンに熱した胡麻油を振りかけるだけのお手軽料理なのですが、悶絶級に旨いのです。

とあるレシピ本から引用をしました。里でも山でも活躍の場が多い逸品です。

人気の21店が教える 酒の肴240 別冊家庭画報

人気の21店が教える 酒の肴240 別冊家庭画報

 

(↑詳細はこちら)

 

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途中からふあふあ氏持ち込みの鶴齢純米酒を熱燗にして身体を温めつつ、20時に就寝。

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3人用テントとは言っても、大人3人で寝ると割とギュウギュウです。身長170㎝以上ある人は足を曲げて寝るぐらいの感覚。

山岳テントなので、これぐらいの広さで充分に過ぎます。

 

翌朝午前2時に起床。

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昨夜の残り汁にうどんを投入しつつ、左の鍋ではサーモスに入れる用のお茶を大量に沸かします。

 

片付け、トイレ等済ませて午前3:25頃に出発。前回の初日の出登山の時と違い、流石にこの時間帯の登山客の姿はまばらです。

大倉尾根の登山道は良く舗装されているので目立って危険な所は無く、午前6:10頃に山頂に到着。気温は0〜−2℃ぐらいと言ったところ。

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午前6:40頃、無事に日の出を見る事が叶いました。1年越しの日の出です。

 

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無事に日の出の写真も撮る事が出来たので、山頂の山小屋でモーニングビールの祝杯を上げます。ストーブの効いた部屋で飲むビールもまた格別ですね。

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その後はテント場まで戻り、速やかに撤収作業をし、帰路に着きました。

 

 

以下まとめ

今回で言えば水場への行き来と言う、通常ならなんて事は無い道のりが、時に容易に山の難易度を跳ね上げる可能性がある事を改めて実感する、貴重な山行となりました。

 

普段から山ではGPS、バッテリー、地図、ヘッドライト等は常に持ち歩くようにしていますが、また今後も一段と注意して山に臨んで行きたいと思います。

 

・タイムテーブルには余裕を持って行動

 

・必要装備は己のレベル感を踏まえて常時携帯

 

・登山道を離れた水場(特に沢)へのアプローチは充分に用心

 

・下調べ、登山届、エスケープルートの確保等、常にリスクヘッジを 

 

・なにより慌てない

 

どのような山を登るにせよ、この5点は今後も欠かす事なく励行して行こうと思いました。

皆さまの登山の安全も願いつつ👏

 

それでは良いお年をお迎えください( *・ω・)*_ _))

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

塔ノ岳 大倉ピストン

技術:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

体力:★★★☆☆☆☆☆☆☆

 

大倉高原山の家テント場〜沢 往復

技術:★★★★★★☆☆☆☆

体力:★★★★☆☆☆☆☆☆

 

 

(高尾山を

技術:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

体力:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

を基準値として)

 

 

 

I VS I (sland)

気づけば年の瀬が迫って来た今日この頃、皆々様は如何お過ごしでしょうか。私はと言えば相も変わらずビール飲んで旨えええ!!と言ってみたり、平日は馬車馬の如く働いております。

 

そんな、いつもどおりのある日のこと、風来組長が突然立ち上がり言いました。

 

「大島来ない?」

 

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はい、と言う事で10月と11月で2回大島に行って来ました。

 

その時の顛末について書き綴ろうと思います✏️📖

 

10/26(土)〜10/27 (日)元町港爆裂奮闘編

風来組組長にお誘い頂き、初めての大島上陸。

今回は風来組組長の会社が経営するゲストハウスVOLCANIC ISLANDに泊まらせて頂きました。

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元町港から徒歩5分の好立地。ナイス立地!立地マン!

 

ゲストハウス到着早々に一寸一杯🍺

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島で飲む黒ラベルは旨え。

島のスーパーに買い出しに行きつつ。

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賞味期限切れの品も無駄なく売り切る辺り、島ならではの文化を感じさせます。船便止まったら大変な事だろうしなあ。

ムロアジのくさやと餌用のイワシ等を購入。

 

その後、意気揚々と元町港へと釣りに繰り出しました。

が、魚影が!魚影が!ほぼ無い!今回の大島の為に揃えた泳がせ釣用の仕掛けも、そもそも小魚が回って来ていないので全く役に立たず!

 

スーパーで買ったイワシを切ってブッコミするも、全くアタリ無し。

 

仕方がないので手前のテトラの隙間にブラクリを落として再起を図るも。

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ウ、ウツボ 〜!

 

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またしてもウツボ 〜!

 

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漸く竿のブッコミ釣りに反応があり、釣り上げたらまたウツボ 〜!

 

いずれも小っせえ!

 

ウツボ 、このサイズだと食べるに値しないので当然にしてリリースするのですが、凶暴さと歯の鋭さだけは一人前。

ローリングするわ、隙あらば噛み付いて来るわ、針が外し辛くてしょうがない。

 

やっとの思いで外せたと思うたら、仕掛けがバキバキに曲がってしまいました。

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ウツボは80センチ超えないと面白くないですね。

 

此処で仕掛けも心も折れた私は早々に竿を仕舞い込み、ゲストハウスに戻りました。

 

一方、同日同時刻、我々と別行動で釣りに来ていた筋肉氏、仙人氏、トモ氏の3名は...

 

同じ大島でも港が違うだけでこんなにも違うものなのか...!

 

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釣れなかった私を黒ラベルが優しく迎え入れてくれました。いつだって黒ラベルは優しい...

 

一方で厳しいのはスー◯ードライ。

仕事の二次会のカラオケでピッチャーで出て来るビール、お通夜のお清めで出て来る少しぬるくなった瓶ビール。スー◯ードライはいつだって私に厳しい...

(※正しい状況で飲むスーパー◯ライは大変に美味しいので嫌いではありません)

 

組長自らが銛で突いて獲ったシマアジ、カンパチを島の名産・べっこう醤油で漬けた握り寿司や、島のりで和えたアボガドなど、島ならではの趣向を凝らしたメシが次々と出て来ました。

 

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この島のりは最高の逸品。どんな料理にも合わせられる上に、その香りの良さが普通の岩のりよりも遥かに上回っています。あまりにも旨過ぎて写真を撮り忘れたものの、島のりを混ぜて焼いた納豆オムレツが旨過ぎて謝りたくなってしまった事は言うまでもありません。申し訳ない。

 

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満を辞して、島のスーパーで購入したクサヤを開封。外で焼いたから良かったものの、室内で焼いたら全室クサヤ臭のするバイオテロを巻き起こしていた事でしょう。

 

久方振りのクサヤ、しかも冷凍品でない生のクサヤに期待は高まります。

 

・・・

 

 

うーーーーーーーーまい!!

 

 

クサヤうーーーーーーーーまい!!

 

 

焼き途中こそ強烈な臭いを放っていたものの、焼き上がり後、口に入れた時はそれほどでもなく、臭いが心地良いクセとなって口中に広がります。やや強めの塩加減が完全なる焼酎の肴仕様となっており、素早くビールから島焼酎へと切り替えました。

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また島焼酎のほのかな甘味とクサヤの塩辛さが良く合います。やはりその土地の酒と肴の組み合わせと言うのは、昔からその土地の人々に親しまれ、伝わって来るだけの理由があるわけです。これ以上に無い相性の良さ。

 

 

そんな感じで3〜4時間ほど飲んで一区切り着いた頃に、おもむろに風来組長が電話をかけ始めました。

 

組長:「もしもし、○○ちゃん?今から店行って大丈夫?15人ぐらいなんだけど。あ、そう?グリーンカレーない?」

 

さすがは組長。既に着々と大島のナイトシーンにも根を下ろしつつあったのだ...!

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23時過ぎ、15名程の大所帯で向かったのは、volcaから徒歩5分ほどの所にある某スナック。

カラオケありの至って普通のスナックと思いきや、唯一にして最大の相違点はそう、ママの作るヤムウンセンとガパオライスが鼻血噴出級に旨い事。

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こちらのママ、タイ出身との事です。聞いて納得。そこいらのタイ料理店より遥かに旨い×辛い。バチクソ辛くて旨い!忙しい!

これは確かにグリーンカレーも食べてみたかった。次回はグリーンカレーのある時間帯に凸撃したいと思います。

 

大島はナイトライフも面白いと言う学びを得て鏡月ハイサワー割りで酩酊しつつ、午前3時頃にズブズブと入滅。

 

空けて10/27(日)。朝マヅメで逆転を狙うなんて高尚な思いは、テトラポットの狭間に雲散霧消し、8時頃にダラシなく起床。釣りがどうでも良くなったので取り敢えず朝からガソリンを投入。

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島焼酎のコーヒー割で朝からバチバチに覚醒を図ります。

 

その後、ダメ元で元町港で釣りを試みるも、案の定ダメ。てんでダメ。1時間で納竿。

 

これにて、初大島2daysは終了。ハイライトは島のり料理とスナックのガパオライスでした。

 

一方その頃、別働隊の3名は、

 

同じ大島で、かくも違うものなのか...

 

11/9(土)〜11/10(日)

岡田港27時間耐久釣りレース編

 

初大島での不完全燃焼感が消えないまま悶々と過ごしていたある日、最近ご近所さんになった、まいったか筋肉氏からDMが飛んで来ました。

「また大島行くんすけど良かったら一緒n

 

「い〝!い〝ぎだあ〝い〝!!」

 

と某海賊漫画の見開きばりに濁点を多用したレスポンスを亜光速で行い、初大島上陸から僅か2週間で再び向かう事になったのです。

 

今回は大型客船の夜行便で出発。取り敢えずガソリンを注入。黒ラベルはいつでも風景に合う。

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今回乗船券の確保が直前だった事もあり、最安売れ残りの2等リクライニングシートを利用。

これがまぁ寝れない!船の振動も加わって寝れない寝れない!夜行バスの方が遥かに寝れます。

大型客船を利用するなら2等フラットシート以上を利用するべきと言う学びを得ました。

1度は特等客室も使ってみたさはあります。

 

現実と夢の間を13度ほど往復しながら午前6時前に岡田港に着弾🚀💥

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前回の反省を活かし、今回はエレベーター式泳がせ仕掛けと言う飛び道具と対大物回遊魚対策の10号ナイロンも抜かり無く用意し、万全過ぎる態勢で臨んだのです。

 

不安と期待と愛しさと切なさで胸を膨らませ、記念すべき最初のターゲットは。

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キ、キタマクラ氏〜!

 

同行の筋肉氏と仙人氏もキタマクラの猛攻に遭い、次々とキタマクラを釣り上げます。

 

かく言う私もこの後キタマクラを3連発し、心が折れました。

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キタい!

マクラい!

 

仕方ないので足元にブッコミの仕掛けを残置し、港最寄りの商店からの無限アルコホル供給態勢に突入。

トイレに行った帰りにビールを買い、ビールを買った帰りにトイレに寄りと、擬似永久期間が完成されました。

 

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そのような折に岡田港の2階で売られていたこの島のりおにぎりと島おでんがやったらめったら旨く、さらにビールが進んでしまう結果となりました。岡田港で釣りをするなら迷わず買いましょう。

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前回の大島で買いそびれた島のりが岡田港の土産物店で売られているのを発見し、音速で4袋購入。しかもこの商店、PayPayが使えます。最高に過ぎる。

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その後は日没後まで明確な当たりは無く、睡眠と覚醒を繰り返し、夜戦に備えました。

 

釣り開始から12時間経過した午後6時以降、当たりと魚種に変化が現れました。釣れたハタンポを活かしておき、泳がせ要因として待機。

待ちに待ったエレベーター泳がせをスタートさせたものの、釣れない!全く釣れない!

 

竿を放置させたら、餌を丸ごと持って行かれているので魚影はあるものの、当たり判定は来ない!やり辛い!

 

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あまりに釣れないので深夜2時に辛ラーメンに島のりをぶち込んで啜る。これがまた激しく旨い。

 

 

その後は餌だけ取られたまま時間だけが経過し、

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釣り開始から24時間を告げる汽笛が港内にこだましました。

 

さるびあ丸、また遭ったな...⛴

 

この日の主だった釣果と言えば、筋肉氏のホウライヒメジ1匹と、仙人氏のウスバハギ1匹と言う散々たる釣果に終わりました。

 

私はと言えば、最初のキタマクラ3匹とハタンポ1匹と言う結果にて終了。

 

仙人氏が隣のおぢさんから貰ったウスバハギをお情けで譲って頂き、岡田港27時間耐久釣りレースを終えました。

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ちなみにこの日頂いたウスバハギは、11/30(土)に開催された野肉会で、身は大島特産のべっこう醤油に漬けた竜田揚げと、アラは島のりをあしらったアラ汁になり、無事に皆さんの胃の腑に収まりました。

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2度に渡る大島釣行で分かったこと

 

・島だからと言って必ずしも釣れる訳でもない

 

・カゴ釣りが相対的に打率が高そう

 

・元町港のテトラはウツボベイビーの巣窟

 

・島のりとべっこう醤油が超旨いので大島に行ったらマストバイ

 

・生くさやは島焼酎に良く合う

 

・元町港の夜はママが作るガパオライスとヤムウンセンで決まり

 

・岡田港ではPayPayで島のりを買いまくれ

 

 

・次回の釣行で分かる事

 

それはまだ、混沌の中・・・・

 

それが・・・・・伊豆大島!!!

 

 

今回お世話になった宿〜VOLANIC ISLAND

 

 

元町港から徒歩5分。宿の隣が酒屋で釣具屋も近くにあってと何かと行き届いたナイス宿でした。元町港釣りのベースキャンプに持って来い。次も行きます👏👏

 

 

 

また暖かくなる頃に再戦したいと思います。

それではまた≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ

 

ビストロ山2019に参加して来ました〜都市河川における鯉釣り考

雨続きの夏が過ぎ、うっすらと秋の装いが濃くなって来た今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

 

三連休で予定されていた朝霧JAMも中止となり、無事に予定は全て無くなり、ひたすらディスカバリーチャンネルとFFタクティクスの往復と言う充実した連休を過ごした私です。

 

 

ビストロ山2019

10月5(土)に今年も、採集・捕獲・調理・全参加型のエクストリームイベント「ビストロ山」が開催されました。

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こちら、年に1回相模原の山奥で開催され、今年で4回目を迎えます。

野草、昆虫、キノコ、それぞれのエキスパートである講師陣の監督のもと、食材を捕まえる所から処理、調理まで全て現場でやってしまうと言う、超現場型イベントなのです。

 

開会前から、早々に蜂の巣から蛹の取り出し作業が行われていました。

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虫苦手な方が見たらこれだけで卒倒するんぢゃないかと言う絵面ですが、気にしない。

丸々と太った旨そうな前蛹ですね。

 

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講師陣の挨拶の後、諸注意が言い渡され、食材探しに出発。

 

私は調理スタッフとして入っている為、食材の仕込みの為に留守番。

今回、相模川産の落ち鮎と局地的に泥臭いと圧倒的知名度を誇るアメ横地下産の鯉2匹を使って、鯉・鮎こくを仕込みました。

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こちらの鮎、釣れたその日のうちに冷凍させていたので鮮度の面は問題なし。

しかし、相模川の苔を食べている鮎の内臓は、そのまま相模川の水底の香りがするので今回は除去しました。

 

鯉も、通常鯉こくを作る時は鱗も内臓も頭も使うのですが、臭いに定評のあるアメ横地下産である為、それらの部位は全て綺麗に取り除いてあります。

 

その上で、1度茹でこぼした後、昆布出汁と共に、日本酒とネギ頭、生姜と一緒に2時間ほどじっくりとアクを取りながら煮詰めた次第。

 

最後30分のところでイチョウ切りにした人参、大根、ささがきゴボウを投入。仕上げに赤味噌で味付けをして完成。

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流石にここまでやると、臭みは一切無く、地味ながら味わい深い出汁がしっかりと汁に滲み出ていました。

 

現地採集したものも含めた、他のパワー系料理が一通り出た後の〆として大分好評頂けました。ありがてえありがてえ。

 

他の料理も一部ご紹介。

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同じく調理スタッフとして入ったゆーきシェフはホットプレートを持参し、まさかのクレープを現場で仕上げると言う所業に打って出ました。

隠し味にカメムシを使って青リンゴフレイヴァーを、テッペンにコガネムシをあしらって彩りよく仕上がっています。コガネムシがナッツのような食感を加えてくれて、技有りな逸品に仕上がっていました。

外骨格がクランチ感あるのですが、後味に少し虫感が出ます(笑)

クレープに虫が!虫が入っているわ((((°д°))))!

 

 

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同じく調理スタッフとして入っていた中華シェフの方は、朝獲れのジョロウグモを湯通しした後、シュウマイに仕立て上げると言うプロの仕事をされていました。ジョロウグモの豆感がシュウマイにマッチして、流石はプロの仕事と舌を巻きました。凄い。蜘蛛嫌いの人が蜘蛛を克服する為の料理としての最適解かもしれません🕷

 

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こちらは色合いと言い、チリのパンチの効いた味わいと言い、東南アジアの国に行ったら普通に飲食店で出てきそうな完成度でした。こう言うのを食べると虫食の可能性を感じますね。

 

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当日獲れたコオロギの素焼き。もう、まんま素焼き。鉄板で焼いただけ。素材の味わいを活かすと言う言葉以外何も見つからない。

これが存外旨かったです。イナゴやバッタより殻が薄くて中は肉厚なので食味が良く、何も付けなくても軽く塩味を感じます。

昆虫食講師の内山先生曰く、

「1〜2日糞出しした方が本当は良い」

との事ですが、良く火を通せば、問題無く食べられるとの事。実際、問題無く食べられたので良しとしましょう。災害時等にかなり有用な食料となり得る知見を得ました。

 

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この日採れたキノコ㌠。食菌でないものも混ざっている為、丁寧に判別して行きました。今回は食菌は少な目だったとの事。

 

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こちらは昆虫食チームの持ち込みによる、サクラケムシ(モンクロシャチホコ)の糞で作った糞ゼリー。念願叶って初めて食べる事が出来ました。これが真っ当に桜味の美味しいゼリー。和菓子の様な味わい。色合いも鮮やか。虫嫌いな人が後で原材料を知らされたら噴飯ものでしょう。糞だけに。

 

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こちらはスズメガ系の幼虫でしょうかね。なかなかのサイズ感。昆虫食研究家のコイケ氏が見事に串焼きに仕立て上げていました。食べなかった為、味わいの程は不明。

 

 

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これを・・・


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こうして・・・


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こうぢゃ!

 

当日、会場近辺ではヤマカガシ、ヒバカリなどの蛇が3匹捕獲され、参加者の手で解体され無事にバーベーキュー食材となりました。

毒さえ気を付ければ、捌くのはそんなに難しくはなさそうですね。

 

 

上記の料理はほんの一部で、他にも沢山の食材を使用した料理が並んでいました。

 

こちらのビストロ山、年に1度の開催で、開催場所は藤野駅から車で20分の所にあるイベントスペース、廃材エコヴィレッジゆるゆるにて行われています。

今回初めて参加されたから、

「扉が開いた」

と言う感想を頂き、スタッフ冥利に尽きました。

イベント開催は主にフェイスブックのイベントページで告知されますので、参加希望の方はフェイスブックで「ビストロ山」で検索してみてください。

 

野食未経験の方々の参加を心よりお待ち申し上げます。

 

 

鯉釣り編

さて、今回私が用意した鯉・鮎こく、なぜ鯉を天然物でなく購入したものを使ったのかと疑問に持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

 

それには止むに止まれぬ事情があったので、その辺りを書き記して行こうと思います。

 

時はビストロ山より遡ること1週間前の9/28(土)、29(日)。ビストロ山の為に鯉を調達すべく、都内の河川を2〜3箇所ほどハシゴしていました。

 

水質の良い河川を大前提として、ネットで出て来る情報を丹念に精査し、臨んだポイント数箇所。

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↑例えばここは、川幅が広過ぎるのに加え、流れも思いのほか速く、全く鯉の姿を捉える事が出来ませんでした。広過ぎる河川だと鯉は釣れないと言う学びを得ました。

1日目は此処で日没を迎え、時間切れとなり終了。

 

 

2日目、昨日の反省を踏まえ、対象を本流ではなく、支流にすらならないような水路サイズの河川に絞り込み、且つ周辺の地形から湧水量が多く、水質の良さそうな河川に狙いをつけました。

たかが鯉、されど鯉。釣ろうと思うとなかなか釣れないものです。

 

そして辿り着いた河川はモロに住宅街の中を走る水路。しかし周囲の地形から湧水が多く、都市河川にしては水質がかなり良く、魚影は濃かったです。

 

橋の上から川を眺めると、流れが緩くなっている所に丸々と太った鯉が群を為して泳いでいるではないですか!

 

これですよ!これ!私が求めていたのは! 

 

しかし元々釣りをする用に解放されている川では無いので、川岸にアプローチ出来るポイントがほぼ無い。

加えて残暑厳しいこの時期は、藪が生い茂っていて、そもそも川岸まで入れないと言う弊害も発生。とは言え、この河川については、ネットや周辺の立て看板等で入念に確認した結果、川岸に入ってはいけないと言うルールも無ければ、釣りも禁止されていなかったことを先に確認済みです。

 

川沿いに10分ほど下ると、川岸に入る事ができ、他にも釣り客のいるポイントを発見。

 

今回用意した仕掛けは、コイ鈎12号。ハリスに3号ナイロンが付いています。

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エサはファミマ謹製食パン。
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ウキも一応持って行きましたが、必要性を感じなかったので途中から外しました。
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鯉のパワーに負けないよう、竿はいつもウツボの時に使っている、とにかく硬くて強い船竿を用意。

 

1日目の釣り場では流れが速過ぎてウンともスンとも言わなかったですが、2日目の釣り場はこれで秒速で反応がありました。

 

結局の所、鯉釣りは既に鯉が見えているポイントに撒き餌して、鯉を寄せておいて、そこに鈎を巧く流せれば勝ちと言う事が良く分かりました。可能な限り見ながら釣ります。

 

2日目のポイントでは、パンを千切って撒いた途端に数匹がバシャバシャと寄って来ました。そこにハリス3号ナイロン+コイ鈎12号に食パンを付けて流した所、すぐさま掛かってくれました。テクニックもなにもあったもんぢゃないです。

 

2日間の努力が報われる...

 

 

と思ったのも束の間。

 

ブチンっ!!

 

っと勢い良くハリスが切られ、鈎ごと持って行かれてしまいました。

 

3号では弱過ぎたか!おのーれ!おのーれ!

 

同じ仕掛けで再戦を挑み、またしてもすぐさま掛かったものの、またしてもハリスを切られ、同じ結果に。

 

糸が弱過ぎるんかなー?と考えていたところ、ツイッターでべーやん先生から、

「多分延べ竿用のハリスなんだと思います。竿が硬過ぎるのでは?」

と、的確過ぎる指示を頂きました。

 

 

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

 

 

そうか、竿は硬ければ良いってものでもない訳か。確かに延べ竿なら良くしなるから、3号ナイロンでも切られないのかもしれない...

 

とまぁ、とにかく釣り経験の浅い私はまた一つ学びを得た次第で御座います。

 

しかし感心した所で鯉が釣れるわけでもなく、今ある装備で何とかせねばならないのです。

 

次に考えたのはハリスを強くする事。其処で手持ちの装備品の中からワイヤーとタチウオ鈎を取り出してパンを括り付けて挑んでみる事に。

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結果は惨敗。鈎が大き過ぎて鯉が吸い込んでくれず、エサだけ持って行かれる事に。そんな事をやっている間に鯉がすっかりスレてしまい、四方に散って行ってしまいました。

 

仕方ないのでポイントを変え再挑戦。

この川、最初に挑んだエリアは釣りオーケーな雰囲気満載で、釣り客も数名いた上に、川にも容易に入れたにも関わらず、そこから15分上流に移動しただけで川岸への入口が一切開放されておらず、「釣りダメ、ゼッタイ」な空気が漂いまくっているのは何故なのでしょう。

しかし当然にして河川への立入禁止の看板も無ければ、ネットで調べても漁業権に抵触もしていない為、川岸になんとか入り込み、釣り開始。

 

あからさまにメーター近いサイズの鯉が数匹、釣ってくれと言わんばかりに泳いでいます。

 

という事で3度目の正直。これまでの反省を踏まえ、仕掛けは6号ナイロンのラインに先ほど使った12号コイ鈎を直に結ぶと言う荒技に打って出ます。

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本来このサイズの鈎に6号ナイロンを結ぶ事などある訳もないので、半ば強引に結びました。本来もっと糸を捻らなければならないのでしょうが、2〜3回捻りが限界でした。外れないよう願うしかありません。ウキもオモリも一切無し。世界で一番シンプルな仕掛けです。

 

ファミマ謹製食パンを千切って投げた瞬間、鯉が寄りに寄って来ました。1匹1匹がデカイので迫力があります。

 

そこに上流からパンをつけた仕掛けを流した瞬間...

 

 

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!

 

 

掛かったーーーー!!!!!

 

 

 

音速で掛かったーーーーー!!!!!

 

 

もっと警戒しなさい!!!!!

 

 

人を疑いなさい!!!!!

 

 

鯉!!!!!!!

 

 

しかも今度はハリスが切れません!!!!

 

 

さすが6号!!!!

 

 

懸念された鈎外れも無く、そのまま強烈なファイトが始まります。

 

 

開始から5分。鯉も観念したのかズルズルと引き摺られるように浅瀬へと上がって来ました。そこをすかさずタモ網でキャッチ。

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デカ過ぎてタモ網が全く網としての機能を果たしていません。今度はお金ケチらずにもっとデカくて良い網を買おうと心に誓いました。

 

いやーこれでビストロ山で鯉こくを出すには充分な量の鯉を確保出来た。良かった良かったʢֿ•͡ٮ•̅ʡ♪

 

なんて鼻歌交じりで、そのまま現場で血抜きまでやってしまおうかなんて考えていた矢先、ふと気配を感じ、視線を上げてみると...

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(イメージ)

 

そうなんです。ここは都市河川。周りはモロに住宅街。巨大な鯉がバッシャバッシャと暴れ回って音を立てるものですから、散歩途中のじっさま、ばっさま、果ては自転車で通行途中だった初老男性までもが足を止め、私が鯉と格闘している姿を橋の上から注視していたのです。

だもんですから、please please meなんて、こんな微笑みかけるような生易しい視線ではなかったですね。

 

 

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(イメージ)

どちらかと言うとRUBBER SOULにもっと圧力を持たせた様な視線で注視されていました。

 

 

・・・

 

 

 

・・・・

 

 

 

あれー(・w・)?

 

 

 

なんかこれ、鯉持って帰っちゃいけない様な雰囲気漂ってません?

 

 

 

釣っても大丈夫な川なんだけどなー?

 

 

 

想定以上の近隣住民からの視線に焦り、戸惑い、日和った私は、已む無くリリースをしてしまった次第なのでした。

 

 

 

そうです。私は世間に負けたのです_(┐「ε:)_

 

 

後々冷静になって考えてみれば、無理して〆ずに丸ごと持って帰って処理すれば良かったと思うのですよね。

 

これも後々茸本氏から聞いて知ったのですが、濡れた新聞紙で包めば、鯉は活かしたまま持ち帰れると言う話らしく、それをやれば良かったと激しく後悔しました。

 

 

とは言え、あの現場にいたら、最初は焦りますよ...

だってだって、じっさま、ばっさま、みんなRUBBER SOULのジャケットなんだもん...

ジョンとジョージが生きていたら、あれぐらいの年齢だったろうな...

 

なんなんだろう、あの「鯉」は釣っちゃ行けない感...

 

持って帰るのなんて言語道断感...

 

ウナギやクロマグロと違って、在来種のノゴイ以外の鯉なんて恐らく絶滅から最も縁遠い種であるはずなのに...

 

しかも増え過ぎると他の水棲生物が育たなくなるから、多少間引きした方が環境にも良いぐらいなはずなのに...

 

 

水質もそこそこ良くて鯉のサイズも良くて、良いポイントだったんですよ...

 

 

と言う事で、2日間に渡る都市河川鯉釣り単独行は無事(無事ではなく)終わりを告げました。

 

結果的に釣果無しに終わった私はと言えば、そのままアメ横地下に向かい、良い感じのサイズの鯉2匹を購入し、ビストロ山に持って行った次第なのです。

 

はい。課金しました。課金勢です。

 

アメ横地下の鯉2匹で3,000円ぐらいと、思っていたよりも安かったのは良かったのですが、泥臭いと言う前評判を聞いていた為、今回は念入りに下処理をしました。

 

まず買ったその場で頭と内臓とウロコを落としてもらいました。(とは言え割と内臓とウロコは残っていたのでその辺はアメ横クオリティでご愛嬌)

 

その後、自宅で残っていた内臓とウロコを念入りに取り除いた後、水気を良く拭き取り、キッチンペーパーに包んで半日冷蔵庫で放置。

 

その後、塩を少々入れた日本酒に丸一日漬け込んだ後、そのまま冷凍保存。

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その後はビストロ山編で記した通りに、一度茹でこぼした後、2時間かけて香味野菜と丁寧に煮込みました。

 

結果泥臭さは殆ど感じなかったので、まぁまぁ成功したのではないかと思います。とは言え、頭も内臓も使ってないので本当の鯉こくと比べるとパワーダウンは避けられないですが。

 

しかし今回、都市河川の鯉釣り単独行をやってみた事で大分ポイントが分かって来たので次回に活かそうと思います。

 

・水の綺麗そうなエリアを丹念に探す

 

・夏場は川岸が藪過ぎて釣れる場所がとても少ない

 

・夏場は藪蚊が多過ぎて釣ってる間かなりのストレス

 

・ハリスは6号ナイロン

 

・鈎がデカ過ぎても釣れない

 

・世間の目に負けない

 

↑この辺りを注意して行けば都市河川でもある程度快適に鯉釣りを楽しめるのではないかと思えます。何より1番大切なものは、くじけぬこころであると言う学びを得ました📚

 

そんなわけで、次回は藪が枯れ、蚊も飛ばなくなるであろう11月以降に再チャレンジをするかもしれません。

 

冬場になったら近隣住民が減る河川とかあるかな。

 

無いよな_(:3 」∠)_

 

福岡野食会2019夏に参加して来ました〜福岡の普通のすっごい食材編

九州ならではのエッジの効いた食材が一堂に会し、万事滞りなく、和やかに、且つ厳かに幕を閉じた「福岡野食会2019夏」。

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当然にして、参加者達の勢いもそれで終わる事なく、2次会へと雪崩れ込んで行った次第です。

 

此処からは関東では味わえない、小倉で見聞きした料理・食材について記して行きたいと思いますので宜しくお願いします。

お願いしたいんだってばよ。

 

8/17(土)野食会アフター

2次会会場は、小倉肉なべ駅前店で行われました。

ローカル資本系の飲み屋です。この時には既にペロンペロンだったので記録も大して取っていなかった事はご容赦を。

 

馬刺し、じんだ煮(魚の糠味噌炊き)と言った郷土料理がしっかりとレギュラーメニューに置かれている辺り非常に好感が持てます。

馬刺しはともかくとして、じんだ煮は関東ではまず食べられない。生にんにくが0円頼み放題というシステムも最高。胃が痛くなるレヴェルで頼みましょう。

 

そして生ビールがサッポロ黒ラベルなのも嬉しい。

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私自身、自他共に認めるサッポラーなので多少(超絶)バイアスかかりますが、生ビールでサッポロを置いてくれてる飲食店は、チェーン店、個人店問わず、平均点が高い店が多い傾向にあるのですよね。

 

なんでかと言うと、サッポロは此処10年間アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの大手4社においてシェア率11.4%と最下位をひた走っているのです。

(出典:2019年1月16日読売新聞)

飲食店の樽生ビールって、放っておけば酒問屋やメーカーの営業マンに言われるままに、シェア率首位のアサヒ、2位のキリンを入れておけば何も問題も無いのですが、其処で敢えてシェア率最下位(除くオリオンビール)のサッポロを選ぶと言うのは、オーナーや店主が進んで選び取っているからに他ならないのです。 

 

大手4社の中では最も甘味と後味の余韻が強く、ビール自体の旨味に軸足を置いた造り方をしているサッポロ。これを進んで選択して客に供していると言う事は、ある程度味に対して能動的な拘りを持って提供している事の証左ではないかと推察しております。

 

この説をより強固なものにする為に、皆々様も全国津々浦々のサッポロ取扱店で実践してみて頂きとうござります。

(※もちろんアサヒ、キリン、サントリーの樽生で美味しい店も御座います)

そして、この小倉肉なべも、資本系としては手堅く料理も美味しく、リーズナブルに楽しめる良店でした。ナイスサッポロ👏👏

 

 

その後は、外来種問題、在来種の捕獲制限問題等、野食家の集まりらしい話も時折出たものの、最終的には豚骨ラーメンどこがうまいか?福岡民は飲みの〆はラーメンではなくうどん食う説など、福岡ならではの話題が矢継ぎ早に飛び出し、小倉の夜は果てしなくダラしなく更けて行きました。

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(努力は実る)

 

8/18(日)小倉周辺練り歩き

翌朝、僅かに残った酒と共に起床。

茸本氏は姪浜の朝市で朝獲れ超鮮度の海産物を愛でていたものの、

 

流石に小倉からは行けない為、我々は徒歩圏内を中心に索敵。

 

この小倉の駅周りのサグい感じ、歌舞伎町とはまた違った味わいがあってグッと来ますね。

 

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小倉駅こそ再開発で綺麗ですが、その真裏、徒歩0分でこのグルーヴ。夜になると途端に街行く人たちの層が変わり、装いを変えるのもまた趣きがあります。

 

最寄りの市場、旦過市場へ来たものの、お盆の日曜日という事で店舗は軒並みお休み。

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方向を少し変え、地方都市に来たら必ず実践するスーパー巡りを始める事にしましょう。

旦過市場内にあったスーパーから始めます。

旨そうな辛子高菜漬があったので購入。

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1缶84円の見るからに地雷感漂う発泡酒「爽生」が売られていた為、こちらも嬉々として購入。原産国韓国の表記。良いぞ良いぞ。

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しかしこの発泡酒、値段の割にそこそこ旨い。のどごし〈生〉なんかよりも口に残るアルコールのアタック感が遥かに弱いので、味気ないバドワイザーと思って飲めば良い感じに酔えます。これぞトップバリュ(違います)

輸入者が大阪の会社である為、関西以西に出回っているのかもしれませぬ。

価値ある84円でした。

 

市場内は盆休み中ながら開けている店舗もチラホラ。

じんだ煮の専門店が開いていた為、お土産用に鯖と鰯を購入。真空パック冷蔵で2週間、冷凍で2ヶ月間持つとのこと。

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食べ歩き用にタケノコのじんだ煮を購入。食べ易いように切り分けてくれます。

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関東の味噌煮よりも甘味強めで煮込まれたタケノコが、爽生のワッッルイ発泡酒感と下品に合って超旨いですね😋

 

そんな旦過市場に突如として現れた門脇麦氏のポスター

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昨日も今日も午前中から飲んでる俺たちを、止める事など誰も出来やしないぜ...

悪い発泡酒が良い感じに体内に入り、ポスターに心の中で優しく語り掛けたところで、次の目的地を目指す事にします。

 

昨晩の野食会2次会で話題となった福岡豚骨ラーメン。初心者が食べに行くとしたら何処が良いと言う私からの投げかけに大して、その場に居合わせたネイティヴ(九州民)たちが堰を切ったように己の中の豚骨愛を曝け出して来ます。

話題は白熱し、様々な店名が飛び出す中、実用性、愛、小倉からのアプローチのしやすさ等から、

「あー魁龍本店かなやっぱり。でもちょっと遠いしなー。」

「小倉からだったらギリ歩いて行けるから魁龍本店だよ!魁龍は行ってもらいたい!」

「そうだよなー!やっぱり魁龍だよ。あそこは違う。ホントに違う。関東じゃ絶対に食えん!」

と、場内の意見は徐々に魁龍小倉本店に収斂して行きました。

 

聞いた所によると、小倉駅から歩いてほんの45分との事!余裕の徒歩圏内!

という事で旦過市場から一路、魁龍小倉本店を目指しました。

 

途中昨日の野食会で話題となった大津屋を眺めつつ

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辿り着いた魁龍・小倉本店。

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幸い並ばずに入れました。

 

先に来たビールを煽りつつ、注文してから15分程度で着丼。見た目は至って普通の豚骨ラーメン。

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いや、言うて豚骨ラーメンなんて関東でも今まで幾度と無く食べて来たから、味に大差なんてね〜!そんなになi

 

 

・・・

 

 

って旨ーーーーーーーーっ=͟͟͞͞( •̀д•́)))‼

 

 

超旨っっっっ!!!

 

 

粘度が、濃度が、深みが!!!

 

なんだ、このスープの奥行き...?!

 

建ぺい率教えて貰いたいぐらいの奥行き...

 

違う。明らかに違う...

 

相当な時間、圧力鍋を使って煮込んだであろうスープは骨まで粉々に砕かれた粉感があり、スープの底に澱となって沈殿。

 

滋味深い...

 

福岡の人達が誇りを持っていると言う事を、五感で体感しました。

 

これは恐らく、横浜出身である私が家系に並々ならぬ誇りと愛情を抱いているのと全く同じ事。 

「家系なんてみんな一緒でしょ?」

と思うてる方達に寿々㐂家だけは何とかして食べて頂きたく思っているのと寸分違わず同じ事。

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(寿々㐂家イメージ)

 

最早、豚骨ラーメンも家系も、高知の皿鉢料理や栃木のしもつかれと同じレヴェルで郷土料理と呼んでしまって差し支えない気がして来ました。郷土は其処に住む人たちが日々作り出すもの。

 

そしてこの魁龍小倉本店、サイドを固める布陣もラーメンに負けず劣らず手堅い仕事をしていました。

 

餃子¥180

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九州ならではの一口餃子。カリッ!ジュワッ!の理想的な味わい。これで¥180はお得。お得に過ぎます。

ガッチガチに冷やされた金属製のタンブラーと共に出て来たスーパードライ中瓶との相性は言わずもがなでした。

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セット焼き飯¥350

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これがまたワッッッッルイ感じのチャーハン。とかくチャーハンはパラパラ派とシットリ派で分かれがちだけれど、これは第三勢力。ギットリ派。俄かには信じ難いですが、皿の底に脂が溜まっているんです。

冷えたら食べられないと思い、音速で掻き込む事に。秒単位で商品価値が落ちて行くのでスピード勝負。卓上の生ニンニクと紅生姜を乗せ、醤油をひと垂らししたら、ガッチガチに冷やされたスーパードライのアテとしてこの上ないマリアージュを見せてくれました。

これは、ワッッッッルイ!!(最大限の賛辞)

 

ラーメン+餃子+焼き飯と立て続けに掻き込み、魁龍小倉本店の力強さを堪能した我々はすっかり歩く気力を無くした為、タクシーを捕まえ、スーパーマーケット巡りを続ける事に。

若いうちの苦労は金を払ってでもするべきですが、ある程度歳を取ってからの苦労は金で片付けるべきなので、其処は確信を持ってタクシーを呼ぶわけです。

 

路上でタクシーを捕まえ颯爽と乗り込み、移動中の車内でタクシーの運転手の方と当然の如く会話が始まります。

 

「地元の人たちの勧めで魁龍行って来たんですよ。」

 

と言ったら、

 

魁龍行ったの?あそこはねー濃過ぎるんだよ。だからちょっと違うんだよなぁ(ニヤニヤ)」

 

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

 

どこが美味いんすか?どこが美味いんすか?ねえねえねえねえねえねえねえ。教えて教えて教えて教えて教えて教えてってばよ!

 

「やっぱり珍竜軒かなぁ。後は無法松も良いよね。福岡の豚骨は味は薄めなのが良いんだよ(ドヤァ)」

 

な、なるほど...珍竜軒と無法松か...

 

小倉にまた来なければならない理由が1つ増えたぜ...

 

しかし濃い薄いって、それ好みの問題なんぢゃ...?と言う言葉をグッと飲み込み、タクシー車内はつつがなくやり過ごし、スーパーに着弾🚀💥

 

次に向かったのは小倉でも高級な部類に入ると言うスーパー、ハローデイ

 

馬刺しが当たり前のようにあるの良いですね。

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エビのすり身は珍しい。関東のスーパーでは見ない。

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エソのすり身とか関東では無い。絶対無い。

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頭とは言え、活クエ安過ぎやせん?吉池で買ったら2,000円近くすっぞ?

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などなど、スーパーを3軒ハシゴし、堪能しました。

中でもハローデイは店内にピアノの自動演奏があり、陳列のエスプリも効いている事から、静岡圏で言うアオキ、東京圏で言う成城石井的な立ち位置だと言う知見を得ました。

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其処は 食文化の〈パラダイス〉楽園 ... 

 

小倉駅まで戻り、新幹線の時間までの残り1.5時間。最後に立ち寄ったのは、昨夜の2次会で激推しされた24時間営業の居酒屋、小倉駅前の白頭山駅前店。

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一品どれでも一皿200円がのっけからゲシュタルト崩壊している、ただらぬサグさとグルーヴを漂わしており、昨夜此処は滞在中に行っておこうと決めておりました。

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噂の、のどごし〈生〉の樽生自動販売機。

つまりこれは、のどごし〈生〉生。

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グラスを取り、100円入れてボタンを押すと泡まで自動で入れてくれるスグレモノ。

 

客は店員を呼び止める事なく、気兼ねなくお代わりを頼むことができ、人件費の節約にもなるこれは、少子高齢化と労働力不足が懸念される今後の日本の飲み屋市場に一石を投じるマシンである事に確信を深めました。消費税増税後の為に電子マネー対応になれば向かうところ敵なし、クールコクラのオモテナシとして外国人観光客も

「Japanese Fxxkin' 小手先 technology! 」

として受け入れてくれる事は最早自明の理。

小倉に留まらず、一刻も早く日本全国の居酒屋での導入を切望するに至りました。

 

とは言え、のどごし〈生〉生。これがまた、リキュールのアタック感強めでワッッルイ感じの味わい。よく「生で飲むと違う」と言うビールマジックの定説を見事に覆し、のどごし〈生〉は缶でも生でも寸分違わずのどごし〈生〉である事を我々に教えてくれました。

 

〈生〉を飲む、故にのどごし。

〈生〉を飲む、されどのどごし。

 

実に哲学的な飲料です。

 

小倉で飲む場所に迷ったら迷わず白頭山。TPOを選ばない汎用性の高さ故、これからも小倉の酔客に愛用されて行く事でしょう。

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おでんは出汁が沁みててかなり旨かったです。

そして無事に4.5時間新幹線に揺られた後、在来線に乗り換え、計6.5時間かけて自宅に帰り着きました。

 

 

小倉お土産編

当初あまり買うつもりの無かったお土産ですが、気付いたらあれよあれよと増えて行き、ほぼクーラーボックスの中はパッツンパッツンになりました。

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(最後に東京駅のリカーズハセガワ本店で買ったビールがかなり場所を取りました)

 

さて、お土産も一通り味わって行きましょうね。

 

魁龍小倉本店で買った冷凍ラーメン

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当たり前っちゃ当たり前なのですが、小倉本店で食べた味そのままで大感動(☍﹏⁰)

タクシーの運ちゃん、濃いの旨いぜ...ワシぁこの味好きだぜ...

この味を関東で再現してくれる店は無いだろうからもっと買っておけば良かったぜ...

 

うまかっちゃん濃厚新味

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旨い!最早旧味のうまかっちゃんがどんな味かは知る由も無いですが、東京で手に入るインスタントの豚骨ラーメンよりも遥かに濃厚で力強い味わいだったのは確かです。

これまた一緒に買った高菜漬を合わせて食べたらなおのこと旨い!

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この高菜漬は関東の豚骨ラーメン店で出回っているバチバチに辛いのと違い、味付けが穏やかで食べ易くて良いですね。

 

・お子様スパゲティ

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なるほどなるほど。ソフト麺の炒めるバージョンみたいなものか。

 

バターで炒めて
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具をあしらって頂きましょう
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おお!意外と旨い!

粉チーズとケチャップと中濃ソースをかけて食べると、なかなか良い感じに仕上がります。

お子様だけでなく、子供っぽい大人の舌にも良く合いました😋

スパゲティ茹でる手間考えたらこれ便利なので、関東でも出回ってくれんすかね。

 

 

・じんだ煮

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旦過市場の専門店で買って来たものですからね。既に旨いが約束されてはいます。


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うーむ!辛口旨い!個人的には辛口の方が好みですね。甘味の中に結構な強さの辛味が来て、酒が止まらなくなるヤツです。

 

福岡野食会の会場で配給された筑紫米を土鍋で炊いたものと合わせて食べたら、これがまた滅法旨かったわけです。じんだ煮は飯泥棒。ままかり

 

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この米が、米自体に甘味があって香り高くて、掛け値無しに良い米でした。私も生まれ変わったら筑紫米になって優しく炊かれたいと思ってしまいました。福岡恐るべし🌾🌾

 

・アベック焼きラーメン

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マルタイではなく、五木食品の棒ラーメン。実はマルタイと五木食品は関東のスーパーにも流通しています。ただ、特に五木食品は何が出回るか分からない課金制五木食品ガチャ状態なので、見つけたら取り敢えず購入しておきたい状態ではあります。目下、関東地方は深刻な五木食品不足に曝されている状況にあります。

 

今回は五木食品のホームページに記載されているアレンジレシピからやってみようと一念発起。

 

具材を炒め、火が通った後、1人前250㎖の水を注ぎ沸騰させ

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麺を投入
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2分間茹でた後、水分を飛ばし、スープを入れ、麺と具材と良く絡め合わせ

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お皿に盛り付けて出来上がり!
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うむ!旨い!関東でポピュラーな汁なしラーメンや油そばとも違った味わい。細麺な所が良いですね。豚骨ベースのスープに紅生姜と高菜漬が良く絡んで旨いです😋

ただ、茹で汁を煮詰めた状態でスープを絡めるので、多少もったりとした食感になってしまう感は否めないです。

もう1つのアレンジレシピにあった、茹でた麺を一度水で〆てから炒め直す焼きそばスタイルだと食感の変化が現れるのか気になる所です。

 

・あごだしうどん

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具にヅケマグロが乗っているのは、たまたまです。家で自作して余ったものを乗せたら思いのほか合いました。出汁茶漬け食べてるような感覚です。

 

肝心の汁はと言うと、思っていた以上に甘味が強め。とは言えこれは優しい甘さ。関西系のうどんつゆに甘味を添加させたような味と言ったら良いのか、どうか。

福岡の人たちは飲みの後にこれを食べて〆るわけですか。ラーメンよりも優しさを感じます☺️

 

刺身醤油もそうですが、福岡は全体的に甘味文化なのかなと思いました。逆に福岡の方々が関東に来たら味付けが全般的に塩っ気が強過ぎてびっくりするんじゃないかと思いますね。

その辺り実際のところどうでしょう?福岡から今関東に住んでる方々に聞いてみたい気がします。

 

 

 

という事で今回、野食会と言う縁あって、九州に初上陸を果たしたワケなのですが、知らない土地のスーパーや市場、歓楽街はその土地の台所の様子が見えて来て、実に面白いです。

お土産用とか、決して特別なものではなく、その土地の方々が常食としているものでも、関東地方ではまず見かけないようなものが普通に売られています。

 

今後とも見知らぬ土地に行ったら、観光名所よりも真っ先に歓楽街とスーパーと市場に乗り込んで行こうと思いますので、全国津々浦々にお住いの当ブログをお読みの皆々様、どうか私に貴方の町に伺う機会を与えて頂けたらと思っております。

 

福岡は、小倉だけでもあと数回は通わないと攻略が出来ない事が判明したので、今後も隙を見てシブとく通おうと思います。福岡で出会った皆さま、今後も仲良くしてつかあさい。

 

それではまた(°U°)ノシ

福岡野食会2019夏に参加して来ました〜採集・調理編

半年前から予定していた、今週の金土日の北穂高岳奥穂高岳テント泊縦走の予定が荒天で中止となり、夏季休暇の予定が全て吹っ飛んだ中、皆々様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?

 

夏休みを「無」として過ごしている私です🕳

 

それはさておき、8/17(土)に福岡県の小倉で開催された「福岡野食会2019夏」に参加をして参りました。その時の事について書き綴ろうと思います。

 

 

食材調達編

今回の持ち込み食材は、旬の食材であるセミの幼虫にする事に。捕獲難易度は低めでありながら7月末〜8月末の1ヶ月間を逃すと手に入らず、市場流通もしない故にタイミング勝負の食材です。7月の下旬から採集を開始。

 

7/21(日)神奈川県某所

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毎年捕獲をしているポイント。梅雨明け直前でまだ気温が上がりきっていないせいか、アブラゼミの幼虫1匹とニイニイゼミの幼虫数匹しか見つけられない結果に。全てリリース。

 

7/28(日)自宅の市内

市内で1番大きい雑木林を散策するもセミの気配無し。梅雨明けが遅かったからか、今年はセミの発生が遅め。

代わりにカブトムシとクワガタを良く見かけました。

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ミミズを虎視眈々と狙うヒキガエルくん☺️

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8/4(日)神奈川県某所

7/21に攻めたポイントを再訪問。羽化の盛りも盛り。真っ盛り。大発生。18:00〜20:00の間で40〜50匹程度確保。このエリアの採れ高は安定して高いです。

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1つの木で一気に5匹採れる事も。
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ノコギリクワガタがゲスト参戦。カッコいい。比較的都市部の雑木林でも、いるところにはいます。

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8/8(木)〜8/9(金)自宅付近。

2日連続で業務後に自宅最寄りの雑木林へ突撃。仕事着の会社員が頭にヘッドライト付けてビジネスバッグにセミの幼虫を黙々としまう姿は冷静に考えずともホラーですね。2日間で30〜40匹を確保。

到着時刻が少し遅かった為か、羽化真っ盛り。

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今回採集したエリアでは圧倒的にアブラゼミが多かったです。時々ミンミンゼミが混ざります。

温暖化とは言えクマゼミは流石にまだ北上して来てはいない様子。

 

これらの幼虫は帰宅後、直ぐにそのままジップロックに入れて冷凍保存。長期保存させるなら茹でてからの方が良いけれど、2週間弱なら直に冷凍保存でも問題ないでしょう。

あまり長いこと保存するとより殻が舌に障るようになるので、基本的には出来るだけ早く食べた方が良いです。

 

 

本番編

そして迎えた本番当日。06:16東京駅発の新幹線になんとか滑り込み、小倉を目指します。

普段旅行など行かない身なので、九州初上陸がまさか野食会になろうとは、10年前の自分からしたら想像もつかなかったでしょう。

 

さてさて。列車内やる事ないからね、そりゃぁもう飲むしかないよね!ねねね!

早朝06:30から始めさせて頂きます。列車旅の特権です(`・ω・´)クワッ!

今回の列車内のお供は、常陸野ネストラガー、NEW BELGIUMのJUICY HAZE IPA

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FIRE STONE WALKERのUNIONJACK IPA

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志賀高原のSNOW MONKEY IPA

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の計4本。

 

各ビールの寸評をして行きましょうか。 

常陸野ネスト ラガーから

こちらは見かけた事ある人は多いはず。

今やローソンやスーパーに置かれるぐらいにメジャーになりました。常陸野ネストは元々日本酒を造っている茨城県のブルワリー。重厚な香りと苦味に定評があります。

コップに注いで炭酸を飛ばしてから飲むと苦味より濃厚な甘味の余韻が立って来る逸品。

 

コロラド州のブルワリーNEW BELGIUMのJUICY HAZE IPA。同行者からの頂きものです。ありがたし。

日本では同ブルワリーのFAT TIREは良く流通しているのでイオンリカー等で見かけた方も多いはず。

ニューベルジャン ファットタイヤ アンバーエール 355ml*

ニューベルジャン ファットタイヤ アンバーエール 355ml*

 

HAZYは今回初めて飲みました。このブルワリーは西海岸系のブルワリーの中では苦味よりも旨味に重きを置いたビール造りに定評があります。

このHAZYも実に苦味を抑えたスッキリとした酸味のある味わい。とは言えアルコール度数7.5%なのでクイクイ飲んでるとアカンやつです。危険が危ない。

 

 

FIRE STONE WALKERのフラッグシップモデルと言うべきUNION JACK IPA

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こちらもイオンリカーには常駐している傾向が強いです。

カリフォルニアのブルワリーでありながらUNION JACKと命名されたそれは、同ブルワリーの創始者がイギリス出身である事と共に、イギリスのIPAスタイルを意識した気品溢れる仕上がりに。重厚な苦味を感じさせながらも後口は比較的甘め。お値段高めであるものの、その価値は充分にあります。数あるIPAの中でもとても好きな1杯。

 

 

志賀高原のSNOW MONKEY IPA

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これまた同行者からの頂きもの。ありがたし。

フジロックフェスティバル2019の為に限定醸造された志賀高原のHAZY IPA。国内のブルワリーの中でも際立って苦味に重きを置く同ブルワリーにしては、かなり苦味を抑えた飲み口の柔らかい仕上がりに。それでいて志賀高原ならではのフレイヴァーは後口にしっかりと残ります。貴重!

 

 

そんな感じでうだうだ飲みながら4.5時間、新幹線はついに小倉に到着🚅

初めての九州上陸に、ナメられないようバッキバキに険のある視線を周りに撒き散らし、不良中学生の修学旅行さながらの気合でホームに降り立ちました。

 

会場は小倉駅から徒歩3分の所にあるKITCHEN Qさん。

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駅から近くて大変に助かります。ありがてえありがてえ。

ホームページを拝見したところ、U-zhaan氏がライヴをしたらしいではないですか!ステキ!

U-zhaan氏と言えば2016年に環ROY氏、鎮座DOPENESS氏と共演したサマージャム'95 / スチャダラパー のカヴァーも記憶に新しいタブラ奏者です。

このカヴァーは原曲にも増して肩の力が良い意味で抜けていて完成度が高いですね。MVも緩くて実に良い感じです。

 

店内にDJ設備もあるなど、小倉の音楽シーンも盛り上げるナイスダイニングバーなのでした👏👏

 

そんなKitchen Qに少し早く着いてしまい、取り敢えず開場前に開栓。

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小倉1本目は私が宇宙で1番好きなビール、サンクトガーレンのゴールデンエール。

軽やかな飲み口でありながら、余韻でブワッ!!と広がるモルト感のバランスが究極的に冴えてる逸品。旨い。旨過ぎる。もう一本飲みたいです。グラスは自前の志賀高原製。

 

今回は、我らが地元・神奈川エリアの実力を知って頂きたい思い、どちらも厚木にある名ブルワリー、サンクトガーレンと厚木ビールのビール各種を抜かりなく持ち込みました。

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YOKOHAMA XPAは丹沢山系の伏流水を使用して製造。旨味や苦味にメーターを振りがちなクラフトビール界隈において、サンクトガーレンは薄めの味わいに定評があるブルワリー。他のブルワリーが足し算による味わいを重視しているとするならば、サンクトガーレンは言わば引き算の美学を持つ稀有なブルワリーです。このYOKOHAMA XPAはIPAスタイルを取りながらも極めて薄味に仕上げた逸品。それでいて味気ないなんて事はないそのバランス感覚がセンスの塊なのです。悔しい!が、旨い!

 

厚木ビールは製造量の少なさから、ブルワリー直買いかメールオーダーしか出来ないマイクロに近いブルワリーなのですが、その旨さは折紙付き。個人的にはサンクトガーレン常陸野ネスト、ヤッホーブルーイング、志賀高原と言った国内の強豪ブルワリーと比べてもなんら引けを取らないクオリティだと思っています。

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中でも丹沢のしずくは大傑作。ラガースタイルでありながら、その濃厚な甘味はビールの苦味が苦手な方にも合わせられるのではないか思えます。かなり旨味メーターが振り切れたラガービール。当日現地で飲めなかった方は、通販でなんとか上手く手に入れてくださいまし。

 

ビールを飲んでいたら開場の時刻までに料理が間に合わない事が確定したので、慌てて仕込みに入ります。

今回は昨年の夏に開発した、セミの幼虫と紅生姜のかき揚げ天を提供します。

 

作り方は至って簡単。まずはセミの幼虫をめんつゆで下ゆでします。うどんつゆ程度の濃さに水で薄めためんつゆが沸騰したところに、凍ったままのセミ幼虫を入れ、再沸騰してから3分ほど茹でます。

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セミ70匹が茹でられる阿鼻叫喚図となりました。

3分後、めんつゆをザルで切って水分を良く取り除きます。

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その間に紅生姜の漬け汁もよく切っておきましょう。

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今回は長ネギも刻んで入れました。

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手前の茶色いのはニオウシメジ。試作の段階ではニオウシメジも入れてみたものの、ニオウシメジの味が活きなかったので、それぞれ別に揚げた方が良いです。

 

そして此処からが昨年からの変更点。水気を切ったそれぞれの具材を混ぜ合わせた後、溶いた天ぷら粉の中には入れず、片栗粉で打ち粉します。

次にオタマに必要量を取り、やや濃い目に溶いた天ぷら粉を具材の上に回しかけます。

その後、170〜180℃に熱した油に入れ、30秒ほど放置。

具材が固まった所で鍋底から剥がして浮かします。

後は両面を数分ずつじっくりと揚げて紅生姜の水分を飛ばし、油を切ったら出来上がり!

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この揚げ方でやると天ぷら粉の使用量が少なくて済むので、歯触り良く仕上がります。

 

かき揚げは、本当は形が固まりきる前に中心に菜箸で窪みを作った方が良いとか、鍋のヘリで円形に形を整えた方が良いとか、色々とコツはあるのですが、いかんせんセミの幼虫1匹1匹がデカく、やろうとすると型崩れする可能性があった為、今回はその辺は省略。

 

セミかき揚げに群がる猛者達の俯瞰図

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味わいとしては、セミの幼虫単体で揚げた時よりも殻の歯触りが気にならなくなると共に、紅生姜の酸味・香味によってセミの豆感が引き立てられて味わいが飛躍的に向上したと思います。

お褒めの言葉も頂戴し、ありがたい限りです☺️

 

今後セミ料理のスタンダードとしてオ◯ンジページに載る事を目標とします📖

 

他の参加者の方々の料理の一部をご紹介。

太刀魚の生ハム・コンフィ

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太刀魚の水分が適度に抜かれて生の時よりも、旨味が劇的に増していました。盛り付けも綺麗で流石だなぁと思いました。

 

炙り〆鯖

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言わずもがな。超旨い。脂乗ってる。相模湾の鯖では出せない旨さ。最高(語彙力)

 

からすみ

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自家製ですかねこちらは。痛風患者にとっては致死量。自分が痛風でなくて良かったと心から思えました。

 

ヤマドリ㌠

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食べ逃しました。不味い訳がない。旨いに決まってますこれは🍄

 

アナゴのスパイス焼き

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食べ逃しました。これまた不味い訳がない。アナゴのスパイス焼きて。なんと言う贅沢。

 

フクロタケなどのパスタ

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食べました。キクラゲとも似て非なる食感。超旨かった!(語彙力)

 

エツの煮付け

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食べ逃しました。有明海水域にしか棲んでいない種なので超貴重。

 

 

こうやって見ると、また色々と食べ逃しているなと思いました。今回の野食会の話題を掻っ攫って行った、クリークで獲れた食材で仕立てた通称「クリーク鍋」の写真も撮らずに終わってしまいましたし。

 

持ち込み枠で料理を作っていると、出来上がるまでは緊張感から料理を口にせず、終わった後は安堵感から座り込んで、ついつい料理を口にしないと言ういつもの流れになりましたね。しかしそれもまた良し。それぞれの野食会の楽しみ方を見出して行きましょうか。

 

当然にして此処に載せられていない趣向を凝らした料理が今回も沢山出て来たので、詳しくはツイッターで #福岡野食会2019夏 のタグを追ってご確認くださいませ。

 

7月 東京、8月 福岡、と立て続けに野食会に参加してやっと終わったと思いきや、9月に三重で野食会が行われる事が発表されましたね。

流石に色々と追いつかないので多分次回は参加を見送る事にはなると思いますが、紀伊半島ならではの食材に一体どんなものがあるのかとても気になります。参加される方は是非とも楽しんで来てつかあさい。

野食会未参加の方で食に興味のある方、きっとおそらく多分絶対perhaps maybe 楽しいはずなのでお気軽にお越し下さい。

 

また私も次に参加をする時までに調理スキルと採集スキルを上げて牙を研いでおきたいと思いますので(°U°)ノシ