山と酒と音と飯

登った山と飲んだお酒と聴いた音楽と食べたメシについての備忘録

野食会2019年夏に参加して来ました+ウツボカレー完成版

今年は梅雨らしい梅雨が続きますね。各地でキノコ豊漁のニュースが流れて来ております。 f:id:u_f_y:20190717081232j:image
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そんな梅雨の中休みの7/14(土)、東京野食会2019夏が厳かに、且つ滞りなく開催されました。

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今回も古今東西の強〜〜〜〜い食材たちが集められ、情報量過多の催しで会ったことは言うでもありません。

 

私は持ち込み枠で参加し、会の前半は作る事に集中していた事もあって、各料理一部しか頂けていないですが、ご紹介させて頂きます。

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↑今回の台風の目。鯉のシュークリーム。鯉で拵えたクリームをサンド。鯉の柔らかな旨味だけが口の中で広がる技有り過ぎな逸品。塩っ気が丁度よく酒の肴にも最適でした。ってか容器が完全に業者のソレです。


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カミツキガメと豆の煮物。亀出汁で煮付けられた豆が膨よかな旨味で溢れて滋味深い一品。カメ出汁最強説此処でも揺るがず。

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↑いずれも東京湾で獲ったと言う、辛辛魚鍋生みの親であるふく氏渾身のホンビノス貝、タコ、コチで出汁を取ったパエリヤ。

そらぁ旨味の塊ぢゃけえの!と言う仕上がり。


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↑此方も今回大注目株、ヌートリアです。岡山県で異常繁殖されていると噂のげっ歯類🐀クセのない獣肉と言った感じで、実に食べ易く仕上がっておりました。


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↑この辺りから写真だけ撮って食べられてないものが出て来ます。まいったか筋肉氏のタウナギ炒め。脂っ気はない肉質なので炒め物にするのは正解だと思われます。


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↑同じく、筋肉氏のイサキ。香ばしく焼き上げられていました。旨味。


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↑こちらは、ひなたさん持ち込みの白子。何の魚かは失念しました。かなり大きめの白子で濃ゆい旨味が炸裂しました。超旨い😋


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↑ひなたさん持ち込みのハタのひれ酒。飲みごたえ抜群。夏だろうと燗酒は旨い。


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↑ひなたさん持ち込みのハタの兜煮。このサイズ釣れるのは羨ましいです。プルプルで旨かったです(小並)


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↑柴氏持ち込みのヒザラガイとマツバガイの煮付け。これの為に当日朝に磯に行って調達したとのこと。その意気や、良し!初めて食べましたが、歯触りも良く、貝の旨味も感じられて旨かったですね。私は幸いにしてアレルギー反応出なかったです。


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↑冷たち氏持ち込みのやり過ぎキノコご飯。ヤマドリタケモドキやチチタケなどをこれでもかこれでもかと投入。食べ逃しました。絶対旨いヤツですね。


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↑アイソさんがユムシを切っていた時の様子。残念ながら食べ逃しました。


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カミツキガメの唐揚げ。ジャキジャキで超ジューシー!うーまい!😋


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↑会も(おそらく)終盤に出て来たやり過ぎパスタ。トリュフ鬼盛り。多分食べ逃しました。

 

この他にも沢山の料理が振舞われていたわけですが、私が記録していたのは此処まで。同じく参加されたたけおさんがブログでまとめられていたので、ご参考下さいませ。

こんな料理あったの?!と言うのが多数あります。次回はもう少し食べる方に軸足を置いた参加をしたいと思います。

 

さて、そんな私が今回提供させて頂いた料理がこちら

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ウツボカレー完成版です。

 

以前にココナッツベースで試作したら、少し味がボヤけた感じになってしまった為、改良を施しました。

 

前回のココナッツベースでの反省点

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ウツボの身を別のフライパンで完全に焼いてから鍋に入れた為、身が崩れた

・焼き上げてから入れた事でウツボ特有の力強い風味すら飛んだ

・ココナッツベースにした事によりウツボの野性味溢れる風味が活かされなかった

 

 

その為、今回の改良点として

・生の状態で直接炒め煮にする

・スパイスの配合を180°変更

・ココナッツミルク封印

を施しました。

 

今回はスパイスキットを使いましたが、ホールスパイスは、

クミンシード、フェンネルコリアンダーシード、レッドチリ。

それらにカルダモンシード×6、ローリエ×1を追加。

パウダースパイスは、

レッドチリ、パプリカ、ターメリック、クミン、コリアンダー

ガラムマサラはメティが加わったものを使用。

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分かる方には分かると思いますが、これまんまチキンカレーベースのスパイスなのですよね。魚系の王道であるマスタードシードは今回使用していません。ウツボの強烈な臭みは獣系と親和性の高いスパイスで押さえつけられるのではないかと踏みました。

 

3月に釣り上げたウツボの腹身を、オリーブオイルに浸した状態で冷凍保存していたものを使用。

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身質の劣化はありませんでした。これを1日かけて冷蔵庫で解凍。

 

先ずは玉ねぎを飴色に炒めておきまして

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ホールスパイスを低温からじっくりテンパリングしまして

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青唐辛子を入れて摩り下ろしたニンニクとショウガと先ほどの玉ねぎを入れてトマトを入れて

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ヨーグルトを入れて、パウダースパイスを入れて

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水分飛ばしてカレーロードを作成して

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焼くか揚げるかするとウツボの臭いはかなり飛ばせる事は経験済の為、腹身の骨のない部分のウツボの身を生のまま入れて、良く炒めながら煮まして

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ウツボに火が通ったところでひたひたになる程度に水を入れて10分煮込んで、ガラムマサラを入れてもう一煮立ちさせ、隠し味に醤油を少し入れたら完成!!

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味については、野食会に参加された方は、召し上がって頂いた通りです。

 

米はバスマティライスを湯通し式で炊いてバターを混ぜて蒸らしたものを使用。

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ウツボの香りは適度に残りつつも、臭いはかなり抑える事が出来ました。ココナッツベースよりも、ウツボのキャラは活かせたように思えます。

 

ウツボの腹身を手に入れた際には、タタキ以外の選択肢として、カレーも一つアリではあるのかなと思える程度には仕上がりました。

 

来季はウツボを釣ったら、ココナッツを加えないチェティナード系で一度作ってみて、最終的なカレーとの相性を図って行きたいと思います。

 

私のウツボレー探求の旅はまだまだ続きます✈️🌎

 

同時に、茸本氏が早々に野食会を福岡で開催すると言う噂が実しやかに囁かれているので、時間とお財布と相談を開始した私です。

 

なるか!九州初上陸!

 

coming soon...=͟͟͞͞( •̀д•́)))‼

 

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(野食会後に終電を逃した柔らかな自画像)

 

アカムツの寄生虫は寄生虫界の高級機種だった

気怠い梅雨空が続く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕です☂️

 

5月末の日経平均が21,000円を割れた頃から3回に分けて買い付け、この3ヶ月間の底である20,400円でも買い付け、21,300円を超えた所で早々に利益を確定させたら、昨日今日辺り21,700円まで上がっているから人生はままならないものです。僕です。

 

欲張っちゃいかんですね。3%程度の利益を出せただけでも良しとしましょう📈

 

 

それはさておき、釣りに行って来ました。

昨年11月のべーやん丸以来の深場釣り。

今回は乗合船で水深100〜200mの間の極めてライトな深場を攻めました。

狙いは高級魚界の高級機種、アカムツです。ノドグロとも呼ばれる超高級魚。

 

私みたいな初心者で釣れるのかどうか、全くもって予想がつかないですが、やれるだけやって行きましょう。

 

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オモリ120号に餌はサバの切り身を使用。

 

 

前日まで雨が降るのか降らないのか判断しづらい予報の中、なんとか雨は免れました。

07:30出航🚢

 

東京湾の沖合数kmで釣り開始。

開始間も無く、尺超えのキングサイズアジがかかりました。

アカムツでないにせよ幸先の良いスタート🎣🎣

 

良型のサバ、ドンコ、シロムツとかかる中、なかなか本命はかからないです。

 

開始から2〜3時間経過。ついにその時がやって参りました...!!

 

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アカムツ来たーーーーー!!

 

かわいいーーーーーーー!!

 

キレイーーーーーーーー!!

 

いや、ド初心者でも釣れるものですね。ありがてえありがてえ!船頭さんにも感謝感謝ですよ👏👏

 

手早く脳天を刺して締め、ふと口の中を覗くと...!

 

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ウオノエ来たーーーーー!!

 

ウオノエ in da mouth!!

 

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ウオノエ鎮座dopeness‼︎

 

こんなん口の中に居られちゃぁ、モノ食べづらくってしょうがないだろうよ。と、アカムツに幾分の同情をしました。

 

どうやらこのウオノエ、エラから宿主の舌に入り込み、舌を腐らせた後、舌のポジションに居付くようです。

 

なので剥がそうと思っても、アカムツの口内にしっかりと張り付いていて、ちょっとやそっとでは剥がれません。

他の魚には一切ついていないのに、この日釣れたアカムツ3匹には、綺麗に全部ついていました。どうやらウオノエにも高い魚が分かるようです。

 

そんな見た目のインパクトが先行しがちなウオノエですが、甲殻類である事からその食味は存外良いと一部の野食家の間では評判の食材なのです。

 

ならば食べてみるしかあるまいっ!!

 

現場で剥がすのは諦め、そのままアカムツごとクーラーボックスにしまいました。

 

その後、クロムツもかかり、初陣にしてはかなり良い釣果でアカムツ釣りは終了。

 

と言う事で、この日の釣果。

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2人がかりで

 

シロムツ×2

キングサイズアジ×2

サバ×2

クロムツ×2

ドンコ×3

アカムツ×3

 

初陣にしてはかなり良い釣果だったんじゃないでしょうか。深海釣りは外道も大物が狙えるのでロマンがありますね。こんな良いサイズのアジ、そうそう見ないです。

 

余談ですが、船上で途中かなり強い雨が降って来て私の脆弱なるiPhoneSEは帰らぬ機器となりました。

 

ですので、船上のウオノエ写真がiPhoneSEの辞世の1枚となった事をお伝えしておきます

 

派手に逝けや...(☍﹏⁰)

 

 

調理編

さて、調理編です。アカムツは特にある程度熟成させた方が良いと言う情報もありますが、今回は釣った当日に大部分は調理しました。

 

【しめ鯖】

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漬け具合は淡め。塩で30分。酢で15分〜程度。元々のサバにそこまで脂が乗っていないので丁度良い感じです。鮮度は言わずもがな。旨い。

 

【アカムツ・クロムツの炙り】

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ガスバーナーなんて洒落たものは持ち合わせていないので、焼き魚用のクッキングシートで皮目から強めにサッと炙りました。

 

旨いっ!!!上品な脂!!!青物には出せない風合い。高級魚としての威厳と風格を充分に感じます。

食べ比べるとクロムツとの味の差異を感じ取る事が出来ますね。どちらも旨いのは間違いないです。これは凄い。是非とも次回は神経締めまで施して3日以上熟成させたい。

 

 

【アジのなめろう

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半分刺身にとか、そう言う細かい事が出来ない人間なので纏めてなめろうです。尺超えキングサイズ2匹分なので結構な量でした。

旨い!サバと比べてアジは脂ノリノリでした。逆にこれを強めに酢締めにしても生えそうな気がしましたね。

鮮度も申し分無し。外道でこれが釣れるなら最高っすわ😋

 

【ウオノエとサバの竜田揚げ】

そして今回の台風の目、アカムツ3匹の舌にことごとく寄生していたウオノエ×3。

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つぶらな瞳で、良く見ると凄く可愛い。ジュゴンとかマナティ感あります😍

 

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サバの切り身と共に、醤油×ニンニク×生姜×酒に浸けた後、片栗粉をまぶしてカラッと揚げてやりましたわ。

 

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いくら旨いったって寄生虫だからね...

 

そりゃあね....

 

 

....

 

 

 

.....

 

 

 

........

 

 

 

 

....って、ウオノエ旨ーーーーーーーーっ!!

 

 

超旨ーーーーーーーーっ!!!!

 

 

なんだこれ?!口に入れた途端、甘エビ以上の濃厚な甘味が広がりましたよ?!

 

下手したらクルマエビと同格か、やや上を行くんぢゃないかと言うぐらいの旨味🦐

 

もちろん臭みは一切無し!

完全にノーマークだったのですが、今日イチ旨いかもしれない...!!

 

ウオノエのキャラが強過ぎて霞んでしまったサバの竜田揚げですが、真っ当に旨かったです。堅気の旨さです。脂っ気の少ないサバは、竜田揚げでオイリー感をブーストすると丁度良くなると言う学びがあります。今後も積極的に竜田揚げにして行きましょう。

 

 

ま、ウオノエの旨さで霞んだけど。

 

 

本命のアカムツの旨さもさる事ながら、ウオノエがダークホースで完全に追い抜いて行った感じのある釣行でした。

 

こんなにファーストアプローチで予想の斜め上を行った食材、2年前に焼津の野食会で食べた塩蔵タガメの素揚げ以来じゃないでしょうかね。

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あれはあれで、旨い不味いではなく、情報量多過ぎて強烈に過ぎた味わいでしたが。

 

 

いっそのことウオノエ狙いで釣りに行けば、外道でマダイとアカムツが釣れる可能性があるので、どちらにしても栄光しかないと言う結論に達しました。

 

願わくばウオノエだけ50〜100匹ほど掻き集めて、ウオノエのビスク、またはウオノエのアメリケーヌソースを何とかして自作できないものかと目論み始めた次第です。

 

後は、寄生する魚の種類によって食味に差が生じるのかどうかと言うのも興味をそそられる所。

 

ですので、今後アカムツ、マダイ、その他諸々釣りに行かれた方は、ウオノエを決して捨てる事なく、しかと冷凍保存しておいて頂きたいのですよね。

 

1匹のウオノエは小さなものに過ぎないですが、1人1人のウオノエが集まれば、いつかきっと世界の甲殻類ヒエラルキーを根底から揺るがすような大きな波となるはず...🌊

 

 

そんな虫を、私は食べたい。

冷やしヌタタタキで初夏の装いを

以前に紀伊半島で特大クロアナゴを釣り上げた記事を書いた際、 

結びに「今度はマアナゴ釣りたい🎣」などと書いたら、まいったか筋肉氏から誘いがあり、堤防からのマアナゴを釣りに行く運びとなりました。

 

話を進めて行くうちに、どうやらこの時期、ヌタウナギが深海から上がって来て、外道でかかる事があるらしいと言う事が分かり、メンバーのテンションはアナゴ登りもとい、ウナギ登りとなりました。

 

魚のようで魚でない深海魚(仮)、身体から水をゲル化させる液体を分泌し、強力な粘液を纏う為、釣り人からは嫌われていますが、その食味は存外美味しいと評判の珍魚(仮)なのです。

 

「え?ヌタウナギ釣れるの?やった!ヌタウナギ釣れるなら最高ぢゃん!」

 

「もはやヌタウナギ本命で良くね?!」

 

「マアナゴなんか釣れても外道だから、リリース!リリース!」

 

と途中から論旨と主旨はズレにズレまくり、メンバー全員一様に鼻息荒く、ヌタウナギを狙いに夜釣りへと向かいました。

 

捕獲編

夕マヅメ、17:30からキックオフ。東京湾内某所。

仕掛けはウナギ針に中通し10号の錘を通してブッ込む超シンプルスタイル。

餌はアオイソメを用意。

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釣り開始直後は微塵の当たりもないまま、開始1〜2時間経過後、突然の時合いが訪れます。

竿を引き上げた際に、不自然な重さが竿先に纏わり付いて来ました。

 

まーた海藻が絡まったか!めんどくさいなぁ!

 

と思いきや、ゼリー状の塊が針先に見えました。

 

ヌタだーーー(°∀°)ーーーーー!!

凄いヌタ!!

もう、これでもかってぐらいにヌタ!

 

本体並みにヌタ塊がデカい。

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間髪入れずに、もう一つ用意していた胴突き三連仕掛けにも不自然な重み。

さらにヌターーーーっ!!

しかし、強靭過ぎるヌタの為に、三連仕掛けがグッチャグチャに。1匹のヌタウナギのせいで三連仕掛けを全取っ替えする事態。三連仕掛けで複数匹は狙えないと言う事が良く分かりました。

1匹1仕掛けで考えて行かないとイカンですわ。

 

ぬらぬらしていてとても可愛い☺️

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持つと手にまとわりつく様に絡んで来るので、気持ち悪さを可愛さが上回ります。

あまり長いこと愛でていると情が移りそうになるので危険。危険が危ない。

 

しかしこの後は当たりは全く無く、ものの30分で時合いは終了。終電に滑り込んで帰宅。

 

しかし私の帰宅間際に、残留組から再度時合いが来た報告を受けました。

 

夕マヅメ〜深夜帯に堤防付近を回遊しているのかもしれません。来る時はいきなり来ます。そして突然去って行きます。

 

以前に、ざざむし。

でヌタにミルクティーを加えて鼻水ミルクティーを作っていた記事があったので、現場でヌタとコーラでコーラゼリーを作ろうと試みました。

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が、固まらず、ただの磯臭いしょっぱいコーラが出来上がるに止まりました。無念。

 

フォロワーさんから的確過ぎる助言を賜り。

次回はウェルチのぶどうジュースでやってやろうと心に誓いました。

 

ちなみにこの日、同行のふく氏が唯一マアナゴを釣り上げました。しかもかなり良いサイズ。

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まっ!今回は外道だから羨ましくなんかないんだからねっ!

う、羨ましくなんか...

 

 

 

調理編

終電になんとか間に合いまして、翌日夜に捌きに取り掛かりました。

台所でやったらヌタで流しが詰まるのが目に見えていたので、ベランダで捌いて行く事とします。画像が薄暗いのはその為です。ご了承くださいってばよ。

 

捌く時点では既にヌタウナギ㌠はこと切れていたものの、なお粘ります。

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パカァッ!
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スターシップトゥルーパーズのようなこの口で指を噛まれると、ザラッとした鈍痛が走ります。海底の屍肉を削り取っているのでしょう。

 

皮に切れ目を入れて、力任せに引っ張ると、綺麗に皮が剥げます。

 

腹を切って行ったところ、抱卵個体である事が判明。

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こちらは内臓全景。
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卵だけ取り出した様子。
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骨が無いので、皮剥きさえ乗り切れば後の捌きはかなり楽である事が分かりました。その点で歩留まりはかなり良いです。

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↑身肉の中心部からハミ出た白いのが神経+骨の代替箇所と思われます。

 

さてさて、捌き終わったたら料理に仕立てて行きましょう。

 

【1品目 刺身】

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ギョリッギョリ。生臭さは感じないです。旨味は感じるけれどギョリッギョリ。飲み込むのに難儀するレヴェルの歯応え。ゴリゴリではないです。ギョリッギョリ。

お正月にヌタウナギを食べる習慣があったら誤嚥事故が一定数発生していたかもしれません。お正月にヌタウナギを食べる習慣が無くてホッと胸を撫で下ろしています。

 

【2品目 ヌタタタキ】

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刺身では強過ぎる弾力を何とか弱めるべく、包丁で叩きまくってミンチにしたものとネギと味噌を併せてみました。

魚の刺身では考えられない食感と味ですが、これはアリですね〜!食べ易いし、嚥下しやすい。そして旨い!飲める刺身!

ふと思い立ち、途中からニンニクペーストを添加したところ...

 

 

ん〝んっ?!

 

 

Σ(°し_°)!

 

 

 

途端に獣肉のユッケ感出て来ました。

そしてこれがなかなか旨い!いっそのこと胡麻油も足して完全にユッケにした方が味が活きるかもしれません。

 

 

【3品目 唐揚げ】

鉄板と言われている唐揚げ。片栗粉だけまぶして揚げてみます。

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おおっ?!

今度は途端にイカ感出て来た?!少し独特な風味を感じるイカの唐揚げやんか。しつこくならない程度に酒と生姜醤油で下味付けても美味しいかも。

 

【4品目 内臓・卵入り海鮮野菜炒め】
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炒め物だとどんな味わいになるのか。新鮮な魚の内蔵と卵はだいたい旨いと言う定理があるので期待が持てますが...

 

 

 

が...............!

 

 

うーーーーーーーん?!炒めると身肉の部分は少しクセが強くなるんかな?!骨の代わりにある脊索の部分がひょろんと飛び出て何とも気持ちにさせられます。

 

内臓は果たして...

 

 

うーーーーーーーーーーん....

 

 

内臓、全般的にケミカル臭がするなぁ。オキシジミとはまた違った感じのケミカル臭。なんでだろ。卵も固くてボソッとした感じで、旨味はあまり感じられず。

 

調理法が宜しくなかったのか、個体差によるものなのか。敢えて食べなくても良いレベルの味に止まりました。

 

 

今回は2匹しか釣れなかったので、煮込み系や、干し系まで到達しなかったです。

やりようによっては可能性を感じる食材なので今後も釣ったらキープして行きたいですね。

 

暫定ではヌタタタキとヌタカラが鉄板かなと思えます。ヌタタタキはむしろ積極的に食べたいと思える逸品でした。

内臓を活かす調理方法があるのかは今後要検討ですね。

 

時期としては5月辺りが浅場でも釣れる時期とのことなので、新緑萌える初夏の風物詩として、サ○トリー辺りが

ハイボールには、ヌタカラで🥃」

と言うキャッチコピーを流行らせる日もそう遠くはないとか、遠いとか、巷では噂されていないそうです。

 

今後も一部の熱狂的ファンを引き付ける魚(仮)として、リリースせずに持ち帰って行きたいものです🎣

 

辛辛魚鍋にホンビノス料理の一定解を見る

山菜、野草、春キノコ、釣り等々、採集活動が活発になる4〜5月。もう一つ忘れてはならないコンテンツがあります。

 

そうです。

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干潟です。

 

水温も上がり、干潮時刻が日中の時間帯になるベストシーズン。

 

4〜6月の休日の大潮の日を潮位表で隈なく確認し、取り敢えずスケジュールは空けておきます。冠婚葬祭以外は万難を排して空けておきます。

 

大潮+天候+己の予定 の3つ揃わないと干潟には臨めないので、取り敢えず予定は空けておく必要があるわけです。

 

5/6(月)全ての条件が整い、今シーズン初の干潟に行って参りました。

今回の狙いはホンビノス、マテ貝、次点でアナジャコ。

 

昨年モヤ抜きと塩抜きの実験過程で大量にホンビノスを死滅させてしまった経験を踏まえ、

今年はベストな処理を施して余すところなく頂く方針です。

 

この日、天気は晴れ、潮位は正午前に9㎝まで下がると言う申し分ないコンディション。

 

2時間半〜ほど粘ってホンビノス50個、サルボウガイ1個、マテ貝6個、味見用にカキ1個を獲得。f:id:u_f_y:20190526170827j:image

(令和最大級サイズ)

 

昨年よりも貝の密度はやや低いですが、充分な量を確保出来ました。

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(アナジャコは自力確保とはなりませんでした)

 

 

下処理編

昨年の大反省を踏まえて、モヤ抜きと塩抜きを行います。

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ホンビノスの貝殻が半分埋まる程度に、汲んで来た海水を浸します。

 

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一晩経った翌朝の様子。かなりの量のモヤを吐き出しました。砂を噛まない貝とは言っても、モヤ抜きはしっかりやっておいた方が良い事が分かります。

 

その後は食べる分だけ取り出し、半日に一度、同量の3%の食塩水に浸して常温で保存。

2日目以降は殆どモヤを出さなくなります。

 

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5日目夜の様子。水もかなり綺麗。全ての貝が元気です。

 

下処理の次のステップ、塩抜きへ移ります。昨年は素干しで一日放置で全滅させてしまったので、15〜30分程置いて様子見。

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塩を出す気配無し。

 

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段取りを変更して、真水に浸して1時間〜ほど放置。

どれぐらい抜けたかは分からないですが、良しとしましょう。

 

調理編

さてさて、下処理を経て漸く調理に取りかかれます。

 

【1品目 さんが焼き】

 

昨年もやった鉄板メニュー。

 

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茹でて
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少し口が開いたらお湯から上げて中身を取り出して

 

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真ん中で2つに割って


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中腸腺を取り出して。

 

今回は中腸腺を取り出しましたが、水質に問題無いエリアのものならば出さなくても良いです。ホイル焼き等の時は丸っと全部食べるので。当然、中腸腺も取り出さない訳なので。

 

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刻んで、頂き物のハルジオン味噌(普通の味噌で可)とネギと合わせて混ぜて良く叩いて。

 

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貝殻に戻して、お好みでチーズやガーリックペースト乗せて、オーブンで焼きます。

 

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さんが焼きの出来上がり。


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これがもうビールに合い過ぎる鉄板メニューでして、とっておきのヤッホーブルーイングの信州限定クラフトザウルスを開栓してしまいましたね。

 

チーズがさらに暴力的に旨味を加速させます。

 

【2品目 茹で汁とイタドリの炊き込みご飯】

さんが焼きの際に出た茹で汁がもったいなかったので、イタドリと合わせて炊き込みご飯を作りました。

 

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塩漬けして冷凍しておいたイタドリを塩抜きした後、刻んで白米に乗せ、ホンビノスの茹で汁で炊き込みます。

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ホンビノスの旨味にイタドリのシャキシャキ感が加わって良い感じです。

 

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途中からバターを混ぜて味変を試みる。下品に超旨い😋

 

 

【3品目 ホイル焼き】

玉置さんが実践されていたホイルで丸ごとグリルで焼く「ホイル焼き」に挑戦。

作り方は至って簡単。ホンビノスを丸ごとアルミホイルに包み。魚焼きグリルで火を通します。

 

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外から焼き加減が見れないのがやや難易度高め。


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10分〜ぐらい火を通し開封

 

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これは旨い!!と言うか不味い要素がある訳もない!!

 


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ネギを少し足しても味わいが広がって美味しいです。

 

貝の大きさで焼き時間が微妙に変わるのと、焼き加減が外から分からないのと、焼き過ぎると身が固くなるのには要注意。

 

【4品目 辛辛魚鍋・百式

平成も終わる最後の最後に、私のタイムラインに彗星の如く現れた、ふく氏による大発明。辛辛魚鍋。

 

 

タイムライン上は余りにも鮮烈なその印象にどよめき、恐れおののき、打ち拉がれ、他に伏せってしまうものまで現れたとか、現れていないとか。

 

この手があったか!と。

 

これは旨いはず。ならばこれをホンビノスを6個使ったダシ汁で作ったら天元突破出来ると踏みました。

 

それではやって行きましょう。

 

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(我が家の辛辛魚㌠)

 

 

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酒と水でホンビノスを茹でまして


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殻が開いたらすかさず取り出します。


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茹で汁をキープ。

 

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具材はゴボウ、もやし、ニラ、キャベシ、ニンニク等。モツ鍋の具がベース。

 

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残りの塩漬けイタドリも解凍して塩抜きして使ってしまいましょう。

 

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低温の胡麻油でじっくりとニンニクをテンパリングさせ

 

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辛辛粉末も少々テンパリング

 

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胡麻油に香りを移したら、牛コマ肉を炒めます。

 

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全て整ったら具材をならべ、辛辛魚のスープの素を半分だけ使用し、ホンビノス出汁で伸ばして温め。

 

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一度沸騰させた後、ニラベルトと胡麻ベルトを渡して胡麻油を垂らし、蓋をして少し蒸らしたら出来上がり。

 

 

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暴かれた世界。


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さて実食!まあ、これも不味い要素はないのでね...そりゃぁね....

 

 

 

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・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

うーーーーーーーーまーーーーーーーーーーーーーーいーーーーぞーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

これは旨い!!!!!

 

辛辛魚の鮮烈な辛さとホンビノスの濃厚な旨味、炒め牛コマ肉の香ばしい肉感等々、その全てがぶつかる事なく、渾然一体となって味蕾を直撃!

 

モツ鍋とスンドゥブチゲの良いとこ取りみたいなレシピでしたが、これが大正解!

 

否!大正義!覚悟、完了!!!

 

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その後の〆はもちろん未使用の辛辛魚麺を煮込んで、

 

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とろけるチーズとガーリックペーストで歴史的事実に再改変を加えると言う大暴挙に打って出ます。

 

 

これがまた下品に旨い!辛辛魚の麺はノンフライなので多少煮過ぎても型崩れしないのが良い。大正義。否、大星義!

 

これだけ味を足し算して行っても、基本を押さえながらやって行っているので、個々の味がぶつかる事なく、しかと積み重なってくれています。

 

昨年、カレーとモツ鍋とスンドゥブチゲをイチから作った経験が此処で活きてくるとは思ってもいませんでした。人生どこで何が役に立つかは分からないものですね。

 

 

ホンビノスの旨味が濃い為、3人前/1辛辛魚 ぐらいスープが取れる事が判明。味が薄くなったら醤油で汁を伸ばすだけでも充分に旨いです。

 

翌朝は余った具材でもうひと回し鍋を楽しんだ後、

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残り汁に米とクリームチーズと粉チーズと生卵を入れて食べたら、舌がバカになるほどの濃ゆいリゾット的な何かが生まれました。

 

〆は米でも麺でも良いです。

 

旨味の加速が時空を飛び越え、令和改元早々にして、早くも次の年号が見えかけてしまいました。危ないところでした。

 

きっかけを与えてくれた、ふく氏にG・感謝👏👏

来年もまた辛辛魚を買い溜めしてやって行きたいですね。

カミツキガメのレバーはデカいスッポン味だった

昨年に続き、「東京でとって食べる生活」

のトモ君に誘われ、カミツキガメ釣りに行って来ました。

 

フェモラータオオモモブトハムシ同様、その食味の良さから野食家達の心を捉えて離さないカミツキガメ

 

印旛沼水系で異常繁殖し、その生息数は2019年時点で16,000匹とも言われ、毎年行政が駆除活動に力を入れています。

 

カミツキガメ捕獲作戦スタート 印旛沼周辺に1万6000匹

(2019年駆除開始のニュース)

 

ミドリガメよりも大きくなる事もあり、獰猛さと雑食性から生態系を脅かす存在として危惧されている一方、夜行性で人目につく事が少なく、此処まで生息数が増加してしまったものと思われます。

 

と言う事で、今年の行政の駆除作戦が始まる少し前、4/27(土)〜28(日)でカミツキガメ釣りに行って参りました。

 

昨年の経験から、流れの強い本流より、流れが緩く、水温が高い支流や水路の方に生息している率が高いと言う学びを得ている為、今年は対象を支流に絞っての捕獲に臨みました。

 

捕獲編

午前11:30、レンタサイクルを借りて捕獲エリアの調査を開始🚲

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ここから3時間、印旛沼エリアを隈なく探索し、捕獲ポイントに当たりを付けて行きます。

 

 

 

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(Neko Nihiki)

 

沼から流れ出た河川域一帯を調査。

この日は夕方から強い雨に見舞われました。気温が下がり、雨曝しでは危険と判断し、一時屋内に避難。

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日没前後に雨が上がり、再び行動開始。

再度場所の設定に検討を重ねます。

 

今回の私の仕掛けは6号ナイロンにサルカンとイシダイワイヤー+太刀魚針と言う組み合わせ。ウツボ釣りとほぼ同じです。

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餌は鯖の塩漬け。水分を抜いて餌持ちを良くしてあります。

これで流れの緩い所を狙って行きます。

 

日没後、二手に分かれて竿をセットし、1〜2時間に一度、仕掛けの確認を行います。

我々のチームは1〜2つの支流に絞り、その支流を徹底的に釣る作戦で臨みました。

 

開始から3時間、トモ君チームから早くも釣れたとの報告が入り、メンバー全員に衝撃が走りました。

 

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なかなかの大きさ。

これだけのサイズの亀が人目につく事なく棲息しているのだから驚きです。

水温が低い為、昨年以上に亀の動きが鈍い印象を受けました。まだ活性が上がっていない様子。

 

その後、見回りを続ける中で、我々の仕掛けにも異変が。

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ワイヤーがグズグズに齧られている仕掛けと、ワイヤーと針の間のサルカン部分を噛みちぎられて逃げられた仕掛けがそれぞれ見つかりました。

 

いる...!此処には確実にいる...!

 

縦からの噛み合わせに弱い、針と繋げたサルカン部分を噛みちぎられるとは。これは想定外でした。ウツボとは違いますね。

 

急いでワイヤーを交換し、再度同じ場所に仕掛けを投入したものの翌朝まで当たりは一切無く終わりました。

 

結局、釣果は4人で夜通し粘ってトモ君チームの1匹だけに留まりました。

4月末では水温と外気温がまだ低く、活性が低かったのが、要員として考えられます。

 

また私のチームの仕掛けたエリアは、流れは緩いものの、カミツキガメが姿を隠すには水深が浅過ぎました。体高を考えると水深は50〜60㎝くらいあった方が良いのかもしれません。

それでいてカメが地上に攀じ登り易い様、川岸の傾斜がなだらかで草に覆われている事、水温が高い事等が条件に上がって来るのでしょう。

 

加えて仕掛けの作り方も極めて肝要。来季挑戦するとしたらワイヤーと太刀魚針は止めて、もう少し小振りのイシダイ針にPE10号、ナイロン20号と言った、とにかく硬くて頑強な糸を直付けして、サルカン部分との距離を離して臨むべきだと思いました。

 

さて、印旛沼を離れる前に止め刺しに移りましょう!

カミツキガメはご存知の通り特定外来種である為、生体の持ち運びが禁止されています。釣り上げたら、そのエリアを離れる際に速やかに止め刺しを行います。

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今回は活性が低かった為、暴れられる事なく処理できました。
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関節部分の切り離しは金切鋏を使用。ウツボの頚椎切断やカミツキガメの止め刺し等、ゴッツイ獲物に対しての汎用性が高いので金切鋏は捕獲現場ではマストアイテムですね✂️

いつも通り、切断されてなお頭も胴体も元気に動き回ります。クーラーボックスに封印。

 

帰り際、土手にイタドリとノビルとハルジオンが生えていたのでお土産用に摘んで帰ります。

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この周辺のイタドリは誰も摘んでいないらしく、凄まじい伸び具合でした。

 

調理編

その後はトモ君のお家まで行き、今回の釣果に全く貢献していない私も、カミツキガメを頂ける運びとなりました。ありがてえありがてえ( つ᷄.̯σ̣̥᷅ )

 

首切断から7時間経過してなお、動きます。すんごく動きます。

 

「良いか。お前は7時間前、確かに死んだ。頼む、静かに眠ってくれ。この世をさ迷って何になる...」

 

己の死に気付かずに足掻いている姿を眺めると「夢」の中隊長的なアンニュイな気持ちになって来ます。

 

が、気にせずどんどん捌きましょう。

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テレサ君が3000回ぐらい引っかかれながら解体。

雑菌、寄生虫のリスクを無くす為に使用器具の煮沸消毒等は欠かさず行いましょう。

 

さて実食!昨日の索敵開始から既に27時間が経過しています。腹減りました。

 

肉は唐揚げ、内臓は素茹での状態で頂きます。

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肉っ!!旨ーーーっっ!!!

くどく無い脂っ気とコラーゲンで超ジューシー!且つジャキジャキとした亀肉独特の歯触り!

 

いつも自分でスッポンを買って捌く時、勿体無くてだいたい全部鍋にしてしまうので、唐揚げで亀を食べるのは初めてでした。この食べ方は旨い。DPZの記事で平坂さんがスッポンの唐揚げを推されていましたが、実に納得です。量が取れたら是非ともやりたい。

 

続いて素茹でした内臓㌠を頂きます。

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左上から右回りで肺、レバー、キンカン、脂肪、不明。

 

先ずはレバーから。

清潔な水で育てられた養殖のスッポンと違い、泥沼で育ったカミツキガメを泥抜きせずに持ち帰って来たので若干(超絶)不安が漂います。

 

・・・

 

 

・・・・

 

 

・・・・・・

 

って、旨い!!!!!!!

 

臭みなし!!!

 

全くなし!!!

 

スッポンのレバーと変わらぬ濃厚な旨味が広がります。

亀のレバーって、牛や豚とくらべるとレバーの香りが弱いんですよ。口に入れた瞬間は「アレッ?」っと、一瞬物足りなく感じるかもしれないけれども、その直後に牛豚レバーの数倍濃ゆい旨味がドッと押し寄せて来るんです。

レバーの中では1番好きかもしれない。レバー史に残る逸品ですよこれは。

スッポンだと、レバーが小さ過ぎて貴重なのですが、カミツキガメはサイズも大きいので沢山楽しめます。

 

 

もー!超旨い!旨いよ!旨い!(語彙力)

 

続いてキンカン。亀の卵はどんな菌がついてるか分からないので念入りに火を通しましょう。

 

って、キンカン旨ーーっ!!

 

亀卵特有のザラついた舌触りですが、このサイズのキンカンなら気にせず食べられますね。

 

何より卵黄の旨味が濃い。鶏卵の数倍濃い。使いどころが難しいですが、取り敢えずこの素茹では旨い!

 

肺はあまり味は無く。フニフニっとした食感を楽しみます。ねぎポン要員。

 

脂肪も臭みなくコッテリとした亀脂肪の旨味を楽しめました。

 

いや、カミツキガメ凄いですよ。凄い。全身旨味の塊の上に、スッポンよりも歩留まりが良い。

 

その凶暴性から、食べられる事が今まで無かったのかもしれませんが、甲羅の頑強さと凶暴性だけ持って、身肉に毒性を持たせなかったのは、種の保存におけるカミツキガメの進化の怠慢と言わざるを得ません。

この程度の捕獲リスクならば、迷わず捕まえる種族が今此処に現れてしまった訳ですから。

 

 

しかし、このカミツキガメの内臓、個体によっては

「臭くてとても食べられそうになかった。」

と言う情報もある為、これが個体差によるものなのか、処理方法の違いによるものなのかは今の所は判別出来ておりません。

カミツキガメに関してはほぼ同じ水域・水質で育っている筈なので、そこまで成育環境によっての差異は無いはず。

今後も捕まえてサンプルを集める必要がありますね。

 

手間の割に獲れる率が低いので、決して効率の良い捕獲対象ではないけれど、歩留まりの良さと食味の良さから今後も狙って行きたい獲物である事を今回確信しました。

 

来年もまた活性の上がって来る時期に捕獲を狙いたいと思います。

 

次回こそは、必ずや自力で🐢🐢🐢

2018冬季ウツボまとめー料理編

季節はすっかり初夏の装いで、10連休明けで疲弊した通帳残高と10連休明けで疲弊した肉体に鞭打ちながら書いて行きたいと思います。

 

前回からの続き、ウツボのまとめ料理編です。思えば色々作りました。良く出来たものも良く出来てないものも。

 

一通り書き記して行きますのでウツボ釣り上げた際にはやってってみておくんなまし🎣

 

 

 

【腹身のムニエル】

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作り方は至って簡単。骨のない腹身の1番上等な部分に小麦粉をまぶしてバターでソテーします。


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こんがり焼き色がついたら出来上がり。

旨い!皮目の臭さは一切無し。手軽さと旨さから真っ先にやって頂きたい逸品。ビール!ビール!ビール!


【腹身のタタキ】

焼き方は色々あって良いと思います。串打ちして炭火でやった方が本当は良いのでしょうが、今回はフライパンに魚焼き用のクッキングホイルを敷いて焼きました。

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皮の方からしっかりと火を通した後、裏面は軽く火を通す程度に。ミディアムぐらいの焼き加減。
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仕上げにネギとポン酢をかけて出来上がり。
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もう、不味い要素が無い!シャケのハラスのような香りと脂に、フグの弾力が加わったような味わい。強過ぎる脂をネギとポン酢が見事に中和してくれます。最 to da 高。

 

 

【干物】

作り方は他の魚の干物と同じ、一般的な干物のレシピで大丈夫です。

10%程度の塩分量の調味液に15〜30分程漬け込み、水気を切った後、一晩かけて干し上げます。

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実に旨い!皮目の脂がジューシー。塩気を強めにすれば酒が止まらなくなる事請け合いです。

 

 

 

【刺身】

これまた腹身の良いところを薄造りにして行きます。

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生のままだとフグを食べているかのような歯ごたえ。

ただ、今回処理の仕方が宜しくなかったのか、皮を剥いだにも関わらず、皮目の生臭さが鼻に付きました。鮮度的には問題無かったはずなので、皮を処理したまな板と刺身用のまな板は別に用意しましょう。大反省。


【しゃぶしゃぶ】

同じく悪くは無いけれど、生臭さがやや鼻に付きました。それぐらい生のウツボの皮の臭いは強烈。脂のノリは凄く良かっただけに残念極まる。

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【クミンシード入り唐揚げ】

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これは旨かったです。揚げると鶏肉のような質感になり、クミンシードと良く合います。ビールのお供に。

ただし骨切りしてもなお、下半身の身でやると皮下埋没骨が舌に障ったので、骨切りのやり方については要研究。

 


【う味噌汁】

小林銅蟲先生の「ウツボ冷や汁」を参考に作成。

 

捌きの段階で、皮はペンチを使って綺麗に剥いでおきます。

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干したアラと骨つきの身をこんがりと焼きまして。
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焼けた身はアツアツのうちにほぐして行きましょう。
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骨と身を丁寧に分けて行きます。
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ウツボの皮下埋没骨はY字になっていて超凶悪なのでキレイに取り除いてください。とても嚙み切れる代物ではない。
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焼いたウツボの中骨とアラで出汁を取り、ほぐしたウツボの身とすりゴマと生姜を混ぜたものを具に使用。
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旨いです。ウツボの旨味がじわりじわりと染み出します。出汁要員の中骨を焼いたのと、味噌と生姜で臭いは気にならない程度まで落ち着きました。が、手間はかかります。やりたい方は是非。

 

 

【ケンタッキーフライドウツボ

こちらは米久氏に教えて頂いたレシピ。

新鮮な頭部を用意します。

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唐揚げ粉をつけて
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低温でじっくりファイアーーーーー!🔥
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インスタ映えするヴィジュアルに仕上がりました。
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実にケンタッキーの味!ケンタのオリジナルチキンのBOXに混ざっていても気が付かないレベル。ケンタッキーはオリジナルチキンの100,000個に1個当たりとしてウツボヘッドを入れて行きましょう。行くべきです。

 


【揚げ煮】

骨が凶悪に過ぎる下半身の身をなんとかして有効に使いたいと思い、和歌山県南部に伝わる小明石煮を参考に作成。

4日間かけてカリッカリに干した下半身の身を金切鋏で3mm感覚に切って行きます✂️

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これをじっーーーーくりと揚げてさらに水分を飛ばし
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酒と醤油と味醂と砂糖を合わせた調味液で汁気が無くなるまで煮詰めます。
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完成。
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旨い!これは真っ当に旨い。流石にここまでやれば骨も気にならないレベルまで落ち着きます。

下半身の身は下手に骨切りとか骨を除く方法を考えずに、この揚げ煮にするのが正解な気がします。

ご飯のおかずにも酒の肴にもなり得る逸品。今回は衣を付けて揚げましたが、無くても良いとは思います。

 


【U-curry】

うっかり。さて、さんざんウツボ料理を作って来て、その旨味と皮目の生臭さのピーキーさから、どう料理するのが正解なのか。生臭さを消して白身を活かすのであればカレーはどうか?!

クミンシードと相性が良いならカレーとの相性なんて良いに決まっている!

と、一念発起。


今回はスタンダードなココナッツベースのフィッシュカレーで作りました。普段はカレイやタラを入れて作ります。

 

今回使用したスパイス㌠。

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具材㌠。タマリンドは無かったので練り梅を水に溶いて代用。
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途中まではタタキと同じ。ウツボの腹身を皮目からこんがり焼いて一口大に切り分けます。
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スパイス㌠をテンパリング。今回使ったのはフェンネル、フェネグリーク、カレーリーフ、レッドチリ、ローレル、ココナッツファイン、ブラウンマスタードシード。

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テンパリング後、おろしニンニク、おろしショウガ、あらかじめ炒めておいたアメ色玉ねぎとトマトを合わせます。
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カレーロード作成後にココナッツミルクで水分を添加。ウツボのタタキもこのタイミングで投入。
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一煮立ちさせた後、カレーリーフとレッドチリでテンパリングさせたオイルをダメ押し気味に入れて
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完成!
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うん!旨いっす。ただ、磯臭さも勿論のこと、ウツボのあの芳醇な脂感までも消えていて、ウツボを食べている実感は薄くなりました。

油の使用量としては、全ウツボ料理通して、ブッチ切りの1位なのですけれどもね。

カレーとしての完成度は高いですが、ウツボ料理としての完成度はやや低いです。

ウツボの個性を残しつつ、臭みだけ取り除くのが実に難しい。

 


【煮こごり】

皮を剥いでしまった時に余る皮をなんとかして有効活用出来ないものかと考え、皮のみを使用して煮こごりにチャレンジ。皮目がゼラチン質なら、いっそゼラチンで固めてしまえば良いのです!

 

酒に浸け、湯引きして、ウツボの皮の臭みを何とかして取り除こうとしたのです。

 

その後、里芋等他の野菜と合わせてダシ汁で煮込んだものをゼラチンで固めて冷やします。

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一晩置いて完全に固まったら完成。
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うーん...臭い!見た目はそこそこ美味しそうなのですが、後からじんわりじんわり皮の臭みが鼻について来る。酒に付けた後、茹でこぼしてもウツボの臭みは取り除けませんでした。

 

 

【まとめ】

ウツボは、タタキとムニエルと一夜干しとフライにすれば間違い無く旨い!!

 焼く or 揚げる 際には皮は剥がなくて良いです。皮目の脂が無いと物足りなさが出て来てしまうので。

焼くか揚げるかすれば臭いはどうにでもなります。皮の臭みは一定時間以上、高温で火を通すと消え去るので。

 

しかし、茹でや煮だと臭いは飛ぶことなく留まり続けるので注意が必要。

 

 

強烈な下半身の骨については、技術的に取り除くのが難しいので、出汁要員として割り切るか、中骨を取り除いたら揚げ煮にしてしまうのが正解の様な気がします。

流石は郷土料理。先人達の知恵が詰まっています。

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和歌山県南部で売られているお土産)


内臓料理と煮込み、茹で料理については来季以降の課題としたいと思います。

現時点では臭みがどうしてもつきまとうので、上手く使いこなせないのが正直なところ。

とは言え、私が良く観ているyoutubeチャンネル「きまぐれクック」のかねこさんと変な魚おじさんは、ウツボの身と皮の刺身を臭みなく食べていらっしゃるので、やり方はあるのだと思われます。

しかもこの回、上半身も腹開きで刺身作っているのですよね。通常は背開きにして腹身を取るはずなのに。こんなやり方があったのかと、目からウロコです。

 

これ以外にも、「きまぐれクック」の過去回ではウツボを骨切りにして蒲焼きにしたり、煮付けにしたりとしているので、私と比べてこの辺り、魚を扱う事の上手い下手が如実に出た結果だったのだと思われます。

 

出汁の取り方についても、私はなんとかウツボの臭みを抑える事が出来ているだけで、先人たちがやられているようなウツボの個性を伸ばすところまでたどり着けていないので、

これまた来季の課題としたいと思います。

 

来季ウツボ課題

・夕マヅメ

・捌き

・刺身

・しゃぶしゃぶ

・煮付け

・出汁

 

後はトラウツボ等、他の種類のウツボとの食べ比べもやって行きたいですね。果たしてどれほど食味が変わるのか。

これらの課題点を解決出来た時、ウツボハンターとして独立独歩の道が拓けるとか、拓けないとか言われております。

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(やかましわ)

2018年冬季ウツボまとめー釣り編

前回からウツボ記事が続きます。

2018年11月から正式にキャリアをスタートさせたウツボ釣り、気づけばハマりにハマりました。

この11月〜3月の間で計7回臨んだ記録と、作ったウツボ料理をまとめておきます。まとめておきましょう。おくんだってばよ。

 

釣り編
2018年11月下旬。

初陣。神奈川県内の釣り場を丹念に調べ上げ、此処なら間違いないと言うポイントを選定。

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ウツボ釣り初心者2人での挑戦。この時はまだ細身のサビキ竿に無理矢理ナイロン6号を巻き付けたリールと言う超脆弱装備でした。

しかし初陣でいきなりのメーターサイズ。

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当然サビキ竿では釣り上げられなかったので、タモで海面から掬い上げてキープ。

この時の釣果、2人でなんと4匹

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初めてにしては上出来過ぎる出来でした。
同じくウツボ釣りの釣り客が他に3グループほどいました。

後々聞いたところ、神奈川県内でも屈指のウツボSPOTだったらしいです。

 

この港は小魚がこの時期かなり周って来ていたので、隣のグループはサビキで釣り上げたネンブツダイを寄せ餌と釣り餌両方に使用していました。新鮮な餌が使えるならそちらの方が有効だと言う学びを得ました。


2回目

1月3日。神奈川県内某港。某磯。

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アタリ無し。大敗。同行したふく氏が旨そうなタコを釣り上げる🐙

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3回目 

1月中旬。

初回に行った港よりもやや都心よりの某港。

70〜80㎝ぐらいでやや小振りながらヒット。

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攻め方が全く分からなかった港なので、適当に港中央付近にブン投げておいて放置したらかかってくれました。

今後もこの港は攻める対象にしておきましょう。

 


4回目

1月下旬。

初回に爆釣したウツボSPOTにて、朝マヅメでふく氏と再戦。この日、水底をぬらぬらと泳ぐ姿は何度も捉えられたものの、全く食い気なし。故に写真も無し。完全なるボウズ。

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帰りにヤケクソ気味に飲んだサッポロビヤホール生がすんげえ美味しかったことだけ覚えています。

 


5回目

2月下旬。茸本氏がウツボに腕を噛まれた、あの伝説の釣り場に挑戦。

狙って行った訳ではなく、本人に話したら、この釣り場がそうであったとのこと。ウツボ民のセンサーにかかる釣り場なのでしょう。ウツボ民同士は引かれ合います。

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小振りながらこの港でも確かな手応え。

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柴氏が70㎝前後を1匹釣り上げる事に成功。

この釣り場は広くてなかなか良い釣り場なのですが、いかんせん駅から距離があり、20〜30分歩きます。

中山道を歩いてショートカット。もろに山道。

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夏場は通りたくない道です。アクセスの宜しくなさとウツボのサイズ感から、今後積極的に狙うかは要検討の釣り場。


6回目

誰もがノーマークであったであろう神奈川県内某所。

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いました。凄く良いサイズ。

此処は周辺のエリアの実績や、海底の構造からして必ずいるはずなのに、不思議とネット上のブログやSNSで見ても、触っている人が殆どいないエアポケット的エリア。

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開始15分で飯松氏がメーターサイズを釣り上げました。この日の釣果はこの1匹だけでしたが、此処は来季も通います。

 


7回目

3月下旬。

前回の記事に書いた、和歌山県南部と西部の港にて2箇所。

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それぞれの釣り場でトラウツボウツボ米久氏が釣り上げました。

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こうやって並べて見ると体表面の模様の違いが良く分かりますね。

トラウツボもぼうずこんにゃく氏のサイトレビューを見ると「美味」となっているので、来季は釣れたらキープしてみようと思います。

でも不思議な事に神奈川県内の釣り場でトラウツボは見た事ないんですよね。神奈川県以西に分布しているのか、否か。

 

計7回に渡って行ったウツボ釣り、パーティー全体での勝ち負けでは5勝2敗と、デビュー年としてはなかなかな成果で終える事が出来ました。

この7戦で得た知見と感想を羅列しておきます。


・夜行性だけあって日中はほぼ釣れない

・日中は朝マヅメから2時間以内が勝負 

・餌は青魚ならだいたいOK

・目の前に餌を垂らしても釣れない時は釣れない

・生半可な道糸だと千切られる

ウツボが喰いついてから針を掛けるまでがやや難しい

・釣り上げたら躊躇せずシメる

 

と言った所です。和歌山県西部で釣った時を除き、いずれも夜明けから2時間以内に釣果が集中しました。

日が高くなるにつれて、喰い気がパタッと止まるので、やはり夜行性の生き物なのだと実感させられます。

 

餌はイワシを中心に、アジ、サバ、サンマの切り身を使用。

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5回目の時の柴氏に至ってはブリの身をほぼサクごと雑に付けてなお釣れていたので、魚の切り身なら大体なんでもイケるんじゃないかと思えます。

 

小魚が周って来ているならば、サビキで

釣り上げて括り付けるのが最適でしょうね。

朝マヅメ〜日中のデータはこれで大体出揃ったので、来季は夕マヅメの時間帯以降を中心に挑んで行きたいと思います。

 

良くイカ釣りの時の外道でウツボがかかって厄介視される話を聞きますが、いざ狙って釣ろうとすると思うようには釣れてくれない事が分かりました。

要らない時には良く掛かり、欲しい時には掛からない。掛かっても上手く合わせないと針が刺さらず逃げられる。

冬場は他の魚の活性も低いので、気を紛らわす他の獲物も無く、なかなか我慢を強いられる釣行となる事はご覚悟下さい。

 

針は、今季に関してはイシダイ用の針にイシダイ用のワイヤーをメインに使用していましたが、これについては今後も研究を重ねて行こうと思います。タチウオ針の方が細身で刺さり易いのかどうかなど。

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ワイヤーは必須でしたね。おかげで喰い千切られる事が殆ど無くなりました。

 

海表面まで引きずり上げたら、後は迷いを捨てて一気にブッコ抜くか、タモを使って確実に引き上げます。迷っている間に必殺ウツボローリングで針を外されますので。

 

釣り上げてからも油断してるとローリングと跳躍で咬まれるので、ヒット & アウェイで躊躇わずに速やかに頚椎切断と血抜きを遂行しましょう。頚椎さえ切ってしまえば、少なくとも首から下は動かなくなるので。針を外すのはその後です。

ウツボへの攻撃方法は以前に当ブログで紹介した通りですが、息の根を確実に止められるのであれば、例え毒殺であろうと焼殺であろうと正直なところ何でも良いです。(良くありません)

最近は専ら頚椎切断用の金切鋏

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で脳天を叩いています。トングやフィッシュグリップより重いので一撃のダメージ量が大きいです。

 

血抜きせずにそのまま氷締めしてしまうのが危険も少なく1番ラクだとは思いますけどね。

 

身近に狙える大物であり、且つ仕掛けは簡単、身の旨さは折り紙付きなので、非常に良い魚です。

 

喰い付いてから針を刺し通すまでの駆け引きと、強烈な引き、地上に引き上げるまでの力比べ、シメるまでの緊張感は太古の狩猟精神を思い起こさせてくれる何とも熱い釣りなので、今後も挑んで行きたいと思っております。

 

次回はウツボ料理についてまとめます。

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(酢漬けのウツボ氏)