山と酒と音と飯

登った山と飲んだお酒と聴いた音楽と食べたメシについての備忘録

矢倉岳で山担々鍋

こんにちは。前回のイルカが思っていた以上にリアクションがあって驚いております。私です🐬🐬🐬

 

イルカに対する需要と関心は日に日に高まって来ている事を切に感じた記事となりました🐬🐬🐬

 

閑話休題

 

11/12(日)に山に登って来ました。

 

今年の8月に槍ヶ岳登って以来なので、およそ3ヶ月振りの山行でした。

 

登ったのは、静岡県との県境に近い、神奈川県南足柄市の矢倉岳(標高870m)でございます。

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都心からのアプローチもそこそこ良く、道のりも長くはないので、とても登り易い山です⛰⛰

 

頂上は一面芝生。目の前に富士山がそびえ立っている、とても良いロケーションの山で地味に人気の高い山です。

 

そう、地味に。

 

地味過ぎるが故、一般的な知名度は低いです。

 

山やり始めの方が登るにとても良い山ですね。

 

来月久し振りに泊まりで山をやるので、リハビリを兼ねて登ろうと思い、荷物を積み増して15.5kg程度で臨みました。

 

もう大変に疲れましたね。3ヶ月間鍛えるのをサボっていたら、そのツケが全部回って来ましたよ。良い戒めです_(┐「ε:)_

 

移動中の写真が残っていないのは、写真を撮る余裕がなかった為で御座います。

 

とは言え、なんとか頂上まで登り詰めて昼メシを作った次第です。

 

という事で今回のメニューは担々鍋。仕込みが要。当日は合わせるだけなので、割と簡単に出来ます。

  

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肉味噌材料㌠ 

↑これが味の方向性を決めます。超重要。

 

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うおー

 

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うおーーーーーん

 

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おっおっおっおっ

 

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ザーサイ入れ忘れて慌てて刻む系男子

 

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ねりごまDAWN

 

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そして完成へ...

 

冷めたらジップロックして冷凍します。

 

 

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一方こちら、具となるお野菜㌠ 

前日夜に刻んでおいて袋に入れて冷蔵。

 

春雨は、水を入れてジップロックして戻しながら冷蔵。

 

そして山嶺(いただき)へ...

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その後、メシ作りに勤しむ柔らかな風景。

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 のどかに見えて、実はとても寒いです。

 

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 凍らせて持ち込んだ肉味噌㌠ 

ほどよく溶けてます。

 

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 おつゆの下味は顆粒鶏ガラスープの素を適量。

 

肉味噌の味が濃い目なので、様子を見ながら少しずつ入れます。

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アクを適宜掬いつつ、野菜に火が通った後、仕上げにニラを入れて少し火を入れたら完成。

 

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好みで花椒粉とおろしニンニクを入れて食します。

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私はどばどば入れた方が好きです。

 

山頂で花椒粉バキバキ、ニンニク大量の濃い目の担々鍋を食べつつ、ビールを流し込んだら不味い訳がないですね。

 

とても生産的な事をした気分になります。

(実際はメシ食って酒飲んでるだけです)

 

山では、鍋や煮込み系の料理が失敗が少なく、里で作るような一定のクオリティを安定して叩き出せるので、山でメシを作ろうと思ったら、鍋や煮込み系から始めるのが良いと思われます。

 

炒め物等は簡単そうに見えて、実際は、ガスストーブの炎が風で弱まるので、自宅でやるような安定した火力を出しづらく、火の通りにムラが出易いです。そこまで計算してやると割と良い感じになります。

 

煮込み系は、塩加減と味のベースさえ間違っていなければ、味のブレは少なく、どんなに弱火でも時間をかければ火が通りますし、基本的に熱々が食べられます。

 

塩加減を間違えた場合は水を足したり水分飛ばしたりして調整しましょう。

 

低い山を登る時は多少食材を積み増しても大丈夫ですし、寒い季節は食材が傷みにくく、調理に幅が出るので楽しいですね。

 

なので、寒い季節はどんどん山に登りましょう。人も少ないので過ごし易いです。

 

とは言え、装備をそれなりに整えて行かないと、山中で天気が崩れたり、日没を迎えた途端に命の危険に曝されますので、そこだけはしっかりと準備を致しましょうね(*ૂ❛ัᴗ❛ั*ૂ) 

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