ニオウシメジ入りチキンカレーと金時山
8月に珍しく天文学的な確率で遠出をする予定が出来たので、旅費を稼ぐ目的もあって東証マザーズ株を購入したその日から、連日の下げ圧力で身動きが取れなくなっている中、皆々様は如何お過ごしでしょうか?どうも、私です📉
投資と人生の損益分岐点はいずこに( ´◔ ‸◔`)
それはさておき、梅雨明け直前の7/20(土)、金時山に登りに行って参りました。
大山、高尾山と並んで南関東ではメジャーな山なので、ご存知の方も多いかもしれません。
標高1,212m。静岡県と神奈川県の県境に位置し、山頂からの富士山の眺望の良さに定評があり、初心者でも登りやすいことから人気のある山です。
(山頂からの富士山全景)
8月に割と激しめの山を予定している為、トレーニングを兼ねて登って来ました。
メインで使っているザックにペットボトルの水を積み増して、今回の総重量は22.74Kg。
久し振りの登山で20Kg超えは大丈夫かなー...と一抹の不安もありましたが、なんとかなるでしょう。やってみるしかありません。
天気は終日曇りの予報。09:55に地蔵堂バス停から登山開始。
沢沿いの道を緩やかに上がって行きます。スタートから2時間30分ぐらいは比較的ずっと穏やかな登り坂が続きます。
途中、キノコの観察なども交えながら登りつつ。
視界が開けて来たら、山頂まで残り1時間と行ったところ。
この金時山、初心者向けの山ではあるものの、山頂手前の最後30分の傾斜が鬼の様にキツく、実に初心者殺しの山なのです。
GPSで見ると山頂前後の傾斜がそれまでとは段違いなのが一目瞭然。
半年振りの登山で22Kg背負ってのこの高低差は、まあキツかったですね。
あまりにキツくて山頂前後の写真は一切無いです '`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、
キツい時は無理はせず、数分歩いては呼吸を整えてを繰り返しながらジワジワと高度を上げます。それしか活路はありません。
背負ってる水を捨てれば良かったのですが、それをやったら敗北感に打ちひしがれるので、なんとか登り切りました。
12:54山頂着。平均コースタイムより40分程度遅めの到着。思っていた以上に身体が鈍っていましたね。これは一から鍛え直さねばなりません...
今回の山頂メシは夏らしくオクラ入りチキンカレーにする事に。家で完成させておいたものを冷蔵してジップロックに入れて担ぎ上げました。流石にこの時期に生鶏肉を持ち歩くのは宜しくないのと、ゼロから山頂で作るのは手間なので。
クミン、フェンネル、コリアンダーシード、レッドチリ、カルダモン、クローブ、シナモンスティックを入れてテンパリングさせまして、
玉ねぎは事前に炒めて飴色にしておきまして
此処までやって、先日お裾分けして頂いたニオウシメジを入れてみようと急速に思い立ちまして(・w・)💡
で、デカい...
それはシメジと言うにはあまりにも大き過ぎた
大きく
分厚く
重く
大雑把すぎた
それはまさに菌塊だった
狂戦士も驚きのサイズ感で迫り来る菌塊を全部使うのは憚られたので、その中の一部を使用。
それでもなかなかの大きさ。
ニオウシメジを一口大に切って入れて
パウダースパイス、ヨーグルトを入れて煮詰めた後、鶏肉入れて、
鶏肉に火が通ったところで、下処理をしたオクラを入れまして
水を足して10分ほど煮込んで、ガラムマサラと醤油を一垂らし入れたら完成!
ニオウシメジは香りの強さそのままに、カレーの酸味を吸ってさらに美味しくなりました。
ところで何で最近こんなにカレーばかり使っているかと言うと、お家にカレーのスパイスが沢山余っているからなのです。どんどん作ります🍛
此処までは自宅での作業でした。金時山山頂に戻ります。
米は山頂でしっかりと炊きます。これもまた朝の出掛け前に規定量の水を入れた上でジップロックして運びました。今回は2.5合。
そのまま鍋に入れれば美味しく炊けます。
標高の高いところで美味しく炊くコツは、平地よりも吸水時間を長く、水を平地で炊くよりも少し多めに入れる事です。3,000m級の山だともう一手間ありますが、1,200mならこれで充分に美味しく炊けるでしょう🌾
出来上がりの世界。
こう言う事をやっているので私の荷物は重くなりがちなのですが、山の上で美味しいもの食べたいぢゃないですか。
そしてパッキパキに冷やした旨いビールを飲みたいぢゃないですか。
今日も黒ラベルを美味しく撮れました👏👏
いずれ四季折々の黒ラベルの写真を集めた個展を開きたいと思っていた時期が私にもありませんでした。
同行のDJ山岡士郎ことふあふあ氏が作ったコールスローサラダもまた良い塩梅の酸味でカレーの付け合わせとして良く合いました😋
米も丁度良く炊けて美味しく出来上がりました。山頂で食べるカレーは旨いのです。
1つ反省点としては、ニオウシメジが煮過ぎて溶けてしまった事です。
食感を残すとしたら、オクラと同じく、水を足して仕上げに煮込む直前に入れるのが良いと思われます。
時折雨が降るコンディションの中、1.5時間ほど山頂に滞在して下山。
そして下山後の温泉ビールの摂取についてもプライオリティが高い我々は、いつも丹沢や神奈川県西部の山をやった後に立ち寄る、東海大学前駅の
日帰り温泉さざんか
→焼肉たいざん
のコンボをキメて帰路に着きました。
さざんかはスーパー銭湯ぐらいのスケール感でちゃんと温泉を汲み上げている親しみ易さが丁度良いのですよ。入湯料も¥850と比較的安価。
焼肉たいざんは流石学生街の焼肉店と言った内容で、このご時世で飲み放題+食べ放題で1人¥3,500で提供してくれる嬉しさ。しかもサイドメニューと生ビールも放題メニューの中に込みで。
唐揚げが存外旨い。
メガ金麦のサグい感じもまた良し。
とは言え、我々は流石に放題メニューにするほどの年齢はとうに超えているため、通常通りの課金メニューで頼みます。それでも1人辺り¥3,500なので安い。値段考えれば充分なクオリティ。
涼しくなったら、また具材担ぎ上げて山鍋会などやりたいなぁと思いつつも、先ずは今月やるであろう山に向けて身体と技術を仕上げて行かなければならない思います。
金時山は春と秋に登るのに最高の山なので、10月辺りに登る事をオススメします。
これから山やる方の登竜門としても、経験者の足慣らしとしても登り易い山なので、今後も登って行きたいですね⛰
それではまた。
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技術:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
体力:★★★☆☆☆☆☆☆☆
(高尾山を
技術:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
体力:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
を基準値として)