山と酒と音と飯

登った山と飲んだお酒と聴いた音楽と食べたメシについての備忘録

福岡野食会2019夏に参加して来ました〜福岡の普通のすっごい食材編

九州ならではのエッジの効いた食材が一堂に会し、万事滞りなく、和やかに、且つ厳かに幕を閉じた「福岡野食会2019夏」。

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当然にして、参加者達の勢いもそれで終わる事なく、2次会へと雪崩れ込んで行った次第です。

 

此処からは関東では味わえない、小倉で見聞きした料理・食材について記して行きたいと思いますので宜しくお願いします。

お願いしたいんだってばよ。

 

8/17(土)野食会アフター

2次会会場は、小倉肉なべ駅前店で行われました。

ローカル資本系の飲み屋です。この時には既にペロンペロンだったので記録も大して取っていなかった事はご容赦を。

 

馬刺し、じんだ煮(魚の糠味噌炊き)と言った郷土料理がしっかりとレギュラーメニューに置かれている辺り非常に好感が持てます。

馬刺しはともかくとして、じんだ煮は関東ではまず食べられない。生にんにくが0円頼み放題というシステムも最高。胃が痛くなるレヴェルで頼みましょう。

 

そして生ビールがサッポロ黒ラベルなのも嬉しい。

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私自身、自他共に認めるサッポラーなので多少(超絶)バイアスかかりますが、生ビールでサッポロを置いてくれてる飲食店は、チェーン店、個人店問わず、平均点が高い店が多い傾向にあるのですよね。

 

なんでかと言うと、サッポロは此処10年間アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの大手4社においてシェア率11.4%と最下位をひた走っているのです。

(出典:2019年1月16日読売新聞)

飲食店の樽生ビールって、放っておけば酒問屋やメーカーの営業マンに言われるままに、シェア率首位のアサヒ、2位のキリンを入れておけば何も問題も無いのですが、其処で敢えてシェア率最下位(除くオリオンビール)のサッポロを選ぶと言うのは、オーナーや店主が進んで選び取っているからに他ならないのです。 

 

大手4社の中では最も甘味と後味の余韻が強く、ビール自体の旨味に軸足を置いた造り方をしているサッポロ。これを進んで選択して客に供していると言う事は、ある程度味に対して能動的な拘りを持って提供している事の証左ではないかと推察しております。

 

この説をより強固なものにする為に、皆々様も全国津々浦々のサッポロ取扱店で実践してみて頂きとうござります。

(※もちろんアサヒ、キリン、サントリーの樽生で美味しい店も御座います)

そして、この小倉肉なべも、資本系としては手堅く料理も美味しく、リーズナブルに楽しめる良店でした。ナイスサッポロ👏👏

 

 

その後は、外来種問題、在来種の捕獲制限問題等、野食家の集まりらしい話も時折出たものの、最終的には豚骨ラーメンどこがうまいか?福岡民は飲みの〆はラーメンではなくうどん食う説など、福岡ならではの話題が矢継ぎ早に飛び出し、小倉の夜は果てしなくダラしなく更けて行きました。

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(努力は実る)

 

8/18(日)小倉周辺練り歩き

翌朝、僅かに残った酒と共に起床。

茸本氏は姪浜の朝市で朝獲れ超鮮度の海産物を愛でていたものの、

 

流石に小倉からは行けない為、我々は徒歩圏内を中心に索敵。

 

この小倉の駅周りのサグい感じ、歌舞伎町とはまた違った味わいがあってグッと来ますね。

 

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小倉駅こそ再開発で綺麗ですが、その真裏、徒歩0分でこのグルーヴ。夜になると途端に街行く人たちの層が変わり、装いを変えるのもまた趣きがあります。

 

最寄りの市場、旦過市場へ来たものの、お盆の日曜日という事で店舗は軒並みお休み。

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方向を少し変え、地方都市に来たら必ず実践するスーパー巡りを始める事にしましょう。

旦過市場内にあったスーパーから始めます。

旨そうな辛子高菜漬があったので購入。

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1缶84円の見るからに地雷感漂う発泡酒「爽生」が売られていた為、こちらも嬉々として購入。原産国韓国の表記。良いぞ良いぞ。

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しかしこの発泡酒、値段の割にそこそこ旨い。のどごし〈生〉なんかよりも口に残るアルコールのアタック感が遥かに弱いので、味気ないバドワイザーと思って飲めば良い感じに酔えます。これぞトップバリュ(違います)

輸入者が大阪の会社である為、関西以西に出回っているのかもしれませぬ。

価値ある84円でした。

 

市場内は盆休み中ながら開けている店舗もチラホラ。

じんだ煮の専門店が開いていた為、お土産用に鯖と鰯を購入。真空パック冷蔵で2週間、冷凍で2ヶ月間持つとのこと。

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食べ歩き用にタケノコのじんだ煮を購入。食べ易いように切り分けてくれます。

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関東の味噌煮よりも甘味強めで煮込まれたタケノコが、爽生のワッッルイ発泡酒感と下品に合って超旨いですね😋

 

そんな旦過市場に突如として現れた門脇麦氏のポスター

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昨日も今日も午前中から飲んでる俺たちを、止める事など誰も出来やしないぜ...

悪い発泡酒が良い感じに体内に入り、ポスターに心の中で優しく語り掛けたところで、次の目的地を目指す事にします。

 

昨晩の野食会2次会で話題となった福岡豚骨ラーメン。初心者が食べに行くとしたら何処が良いと言う私からの投げかけに大して、その場に居合わせたネイティヴ(九州民)たちが堰を切ったように己の中の豚骨愛を曝け出して来ます。

話題は白熱し、様々な店名が飛び出す中、実用性、愛、小倉からのアプローチのしやすさ等から、

「あー魁龍本店かなやっぱり。でもちょっと遠いしなー。」

「小倉からだったらギリ歩いて行けるから魁龍本店だよ!魁龍は行ってもらいたい!」

「そうだよなー!やっぱり魁龍だよ。あそこは違う。ホントに違う。関東じゃ絶対に食えん!」

と、場内の意見は徐々に魁龍小倉本店に収斂して行きました。

 

聞いた所によると、小倉駅から歩いてほんの45分との事!余裕の徒歩圏内!

という事で旦過市場から一路、魁龍小倉本店を目指しました。

 

途中昨日の野食会で話題となった大津屋を眺めつつ

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辿り着いた魁龍・小倉本店。

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幸い並ばずに入れました。

 

先に来たビールを煽りつつ、注文してから15分程度で着丼。見た目は至って普通の豚骨ラーメン。

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いや、言うて豚骨ラーメンなんて関東でも今まで幾度と無く食べて来たから、味に大差なんてね〜!そんなになi

 

 

・・・

 

 

って旨ーーーーーーーーっ=͟͟͞͞( •̀д•́)))‼

 

 

超旨っっっっ!!!

 

 

粘度が、濃度が、深みが!!!

 

なんだ、このスープの奥行き...?!

 

建ぺい率教えて貰いたいぐらいの奥行き...

 

違う。明らかに違う...

 

相当な時間、圧力鍋を使って煮込んだであろうスープは骨まで粉々に砕かれた粉感があり、スープの底に澱となって沈殿。

 

滋味深い...

 

福岡の人達が誇りを持っていると言う事を、五感で体感しました。

 

これは恐らく、横浜出身である私が家系に並々ならぬ誇りと愛情を抱いているのと全く同じ事。 

「家系なんてみんな一緒でしょ?」

と思うてる方達に寿々㐂家だけは何とかして食べて頂きたく思っているのと寸分違わず同じ事。

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(寿々㐂家イメージ)

 

最早、豚骨ラーメンも家系も、高知の皿鉢料理や栃木のしもつかれと同じレヴェルで郷土料理と呼んでしまって差し支えない気がして来ました。郷土は其処に住む人たちが日々作り出すもの。

 

そしてこの魁龍小倉本店、サイドを固める布陣もラーメンに負けず劣らず手堅い仕事をしていました。

 

餃子¥180

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九州ならではの一口餃子。カリッ!ジュワッ!の理想的な味わい。これで¥180はお得。お得に過ぎます。

ガッチガチに冷やされた金属製のタンブラーと共に出て来たスーパードライ中瓶との相性は言わずもがなでした。

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セット焼き飯¥350

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これがまたワッッッッルイ感じのチャーハン。とかくチャーハンはパラパラ派とシットリ派で分かれがちだけれど、これは第三勢力。ギットリ派。俄かには信じ難いですが、皿の底に脂が溜まっているんです。

冷えたら食べられないと思い、音速で掻き込む事に。秒単位で商品価値が落ちて行くのでスピード勝負。卓上の生ニンニクと紅生姜を乗せ、醤油をひと垂らししたら、ガッチガチに冷やされたスーパードライのアテとしてこの上ないマリアージュを見せてくれました。

これは、ワッッッッルイ!!(最大限の賛辞)

 

ラーメン+餃子+焼き飯と立て続けに掻き込み、魁龍小倉本店の力強さを堪能した我々はすっかり歩く気力を無くした為、タクシーを捕まえ、スーパーマーケット巡りを続ける事に。

若いうちの苦労は金を払ってでもするべきですが、ある程度歳を取ってからの苦労は金で片付けるべきなので、其処は確信を持ってタクシーを呼ぶわけです。

 

路上でタクシーを捕まえ颯爽と乗り込み、移動中の車内でタクシーの運転手の方と当然の如く会話が始まります。

 

「地元の人たちの勧めで魁龍行って来たんですよ。」

 

と言ったら、

 

魁龍行ったの?あそこはねー濃過ぎるんだよ。だからちょっと違うんだよなぁ(ニヤニヤ)」

 

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)

 

どこが美味いんすか?どこが美味いんすか?ねえねえねえねえねえねえねえ。教えて教えて教えて教えて教えて教えてってばよ!

 

「やっぱり珍竜軒かなぁ。後は無法松も良いよね。福岡の豚骨は味は薄めなのが良いんだよ(ドヤァ)」

 

な、なるほど...珍竜軒と無法松か...

 

小倉にまた来なければならない理由が1つ増えたぜ...

 

しかし濃い薄いって、それ好みの問題なんぢゃ...?と言う言葉をグッと飲み込み、タクシー車内はつつがなくやり過ごし、スーパーに着弾🚀💥

 

次に向かったのは小倉でも高級な部類に入ると言うスーパー、ハローデイ

 

馬刺しが当たり前のようにあるの良いですね。

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エビのすり身は珍しい。関東のスーパーでは見ない。

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エソのすり身とか関東では無い。絶対無い。

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頭とは言え、活クエ安過ぎやせん?吉池で買ったら2,000円近くすっぞ?

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などなど、スーパーを3軒ハシゴし、堪能しました。

中でもハローデイは店内にピアノの自動演奏があり、陳列のエスプリも効いている事から、静岡圏で言うアオキ、東京圏で言う成城石井的な立ち位置だと言う知見を得ました。

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其処は 食文化の〈パラダイス〉楽園 ... 

 

小倉駅まで戻り、新幹線の時間までの残り1.5時間。最後に立ち寄ったのは、昨夜の2次会で激推しされた24時間営業の居酒屋、小倉駅前の白頭山駅前店。

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一品どれでも一皿200円がのっけからゲシュタルト崩壊している、ただらぬサグさとグルーヴを漂わしており、昨夜此処は滞在中に行っておこうと決めておりました。

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噂の、のどごし〈生〉の樽生自動販売機。

つまりこれは、のどごし〈生〉生。

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グラスを取り、100円入れてボタンを押すと泡まで自動で入れてくれるスグレモノ。

 

客は店員を呼び止める事なく、気兼ねなくお代わりを頼むことができ、人件費の節約にもなるこれは、少子高齢化と労働力不足が懸念される今後の日本の飲み屋市場に一石を投じるマシンである事に確信を深めました。消費税増税後の為に電子マネー対応になれば向かうところ敵なし、クールコクラのオモテナシとして外国人観光客も

「Japanese Fxxkin' 小手先 technology! 」

として受け入れてくれる事は最早自明の理。

小倉に留まらず、一刻も早く日本全国の居酒屋での導入を切望するに至りました。

 

とは言え、のどごし〈生〉生。これがまた、リキュールのアタック感強めでワッッルイ感じの味わい。よく「生で飲むと違う」と言うビールマジックの定説を見事に覆し、のどごし〈生〉は缶でも生でも寸分違わずのどごし〈生〉である事を我々に教えてくれました。

 

〈生〉を飲む、故にのどごし。

〈生〉を飲む、されどのどごし。

 

実に哲学的な飲料です。

 

小倉で飲む場所に迷ったら迷わず白頭山。TPOを選ばない汎用性の高さ故、これからも小倉の酔客に愛用されて行く事でしょう。

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おでんは出汁が沁みててかなり旨かったです。

そして無事に4.5時間新幹線に揺られた後、在来線に乗り換え、計6.5時間かけて自宅に帰り着きました。

 

 

小倉お土産編

当初あまり買うつもりの無かったお土産ですが、気付いたらあれよあれよと増えて行き、ほぼクーラーボックスの中はパッツンパッツンになりました。

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(最後に東京駅のリカーズハセガワ本店で買ったビールがかなり場所を取りました)

 

さて、お土産も一通り味わって行きましょうね。

 

魁龍小倉本店で買った冷凍ラーメン

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当たり前っちゃ当たり前なのですが、小倉本店で食べた味そのままで大感動(☍﹏⁰)

タクシーの運ちゃん、濃いの旨いぜ...ワシぁこの味好きだぜ...

この味を関東で再現してくれる店は無いだろうからもっと買っておけば良かったぜ...

 

うまかっちゃん濃厚新味

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旨い!最早旧味のうまかっちゃんがどんな味かは知る由も無いですが、東京で手に入るインスタントの豚骨ラーメンよりも遥かに濃厚で力強い味わいだったのは確かです。

これまた一緒に買った高菜漬を合わせて食べたらなおのこと旨い!

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この高菜漬は関東の豚骨ラーメン店で出回っているバチバチに辛いのと違い、味付けが穏やかで食べ易くて良いですね。

 

・お子様スパゲティ

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なるほどなるほど。ソフト麺の炒めるバージョンみたいなものか。

 

バターで炒めて
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具をあしらって頂きましょう
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おお!意外と旨い!

粉チーズとケチャップと中濃ソースをかけて食べると、なかなか良い感じに仕上がります。

お子様だけでなく、子供っぽい大人の舌にも良く合いました😋

スパゲティ茹でる手間考えたらこれ便利なので、関東でも出回ってくれんすかね。

 

 

・じんだ煮

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旦過市場の専門店で買って来たものですからね。既に旨いが約束されてはいます。


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うーむ!辛口旨い!個人的には辛口の方が好みですね。甘味の中に結構な強さの辛味が来て、酒が止まらなくなるヤツです。

 

福岡野食会の会場で配給された筑紫米を土鍋で炊いたものと合わせて食べたら、これがまた滅法旨かったわけです。じんだ煮は飯泥棒。ままかり

 

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この米が、米自体に甘味があって香り高くて、掛け値無しに良い米でした。私も生まれ変わったら筑紫米になって優しく炊かれたいと思ってしまいました。福岡恐るべし🌾🌾

 

・アベック焼きラーメン

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マルタイではなく、五木食品の棒ラーメン。実はマルタイと五木食品は関東のスーパーにも流通しています。ただ、特に五木食品は何が出回るか分からない課金制五木食品ガチャ状態なので、見つけたら取り敢えず購入しておきたい状態ではあります。目下、関東地方は深刻な五木食品不足に曝されている状況にあります。

 

今回は五木食品のホームページに記載されているアレンジレシピからやってみようと一念発起。

 

具材を炒め、火が通った後、1人前250㎖の水を注ぎ沸騰させ

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麺を投入
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2分間茹でた後、水分を飛ばし、スープを入れ、麺と具材と良く絡め合わせ

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お皿に盛り付けて出来上がり!
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うむ!旨い!関東でポピュラーな汁なしラーメンや油そばとも違った味わい。細麺な所が良いですね。豚骨ベースのスープに紅生姜と高菜漬が良く絡んで旨いです😋

ただ、茹で汁を煮詰めた状態でスープを絡めるので、多少もったりとした食感になってしまう感は否めないです。

もう1つのアレンジレシピにあった、茹でた麺を一度水で〆てから炒め直す焼きそばスタイルだと食感の変化が現れるのか気になる所です。

 

・あごだしうどん

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具にヅケマグロが乗っているのは、たまたまです。家で自作して余ったものを乗せたら思いのほか合いました。出汁茶漬け食べてるような感覚です。

 

肝心の汁はと言うと、思っていた以上に甘味が強め。とは言えこれは優しい甘さ。関西系のうどんつゆに甘味を添加させたような味と言ったら良いのか、どうか。

福岡の人たちは飲みの後にこれを食べて〆るわけですか。ラーメンよりも優しさを感じます☺️

 

刺身醤油もそうですが、福岡は全体的に甘味文化なのかなと思いました。逆に福岡の方々が関東に来たら味付けが全般的に塩っ気が強過ぎてびっくりするんじゃないかと思いますね。

その辺り実際のところどうでしょう?福岡から今関東に住んでる方々に聞いてみたい気がします。

 

 

 

という事で今回、野食会と言う縁あって、九州に初上陸を果たしたワケなのですが、知らない土地のスーパーや市場、歓楽街はその土地の台所の様子が見えて来て、実に面白いです。

お土産用とか、決して特別なものではなく、その土地の方々が常食としているものでも、関東地方ではまず見かけないようなものが普通に売られています。

 

今後とも見知らぬ土地に行ったら、観光名所よりも真っ先に歓楽街とスーパーと市場に乗り込んで行こうと思いますので、全国津々浦々にお住いの当ブログをお読みの皆々様、どうか私に貴方の町に伺う機会を与えて頂けたらと思っております。

 

福岡は、小倉だけでもあと数回は通わないと攻略が出来ない事が判明したので、今後も隙を見てシブとく通おうと思います。福岡で出会った皆さま、今後も仲良くしてつかあさい。

 

それではまた(°U°)ノシ