ビストロ山2018無事に終わりました
こんばんは。収穫の季節に相模原市牧野の「廃材エコヴィレッジゆるゆる」にて開催されました、
『ビストロ山2018』
無事に大盛況の中、終了致しました!
ご来場された方々、スタッフの方々、ありがとうございましたー!
私は今回、サバイバル食チームの調理スタッフで参加させて頂いておりました。
ビストロ山の前の週、ビストロ山支配人の飛龍さんとキノコの現場を下見した所から始まります🍄🍄
(野山に分け入るビストロ山支配人兼ゆるゆる村長の飛龍さん)
(この時はサクラシメジが豊漁でした)
しかし、この現場は台風24号によって敢え無く通行不可能に_(:3 」∠)_
とは言え、こう言ったアクシデントも想定して、当日採れた食材以外にも各チームの調理スタッフはそれぞれ自前の食材も用意。
私が用意したのは、以前に当ブログで取り上げた、
シオフキの深川めし5合分
シオフキと、サバイバル食講師・永野太郎氏持ち込みのイノシシの横隔膜を使ったスンドゥブチゲ2ℓ
(最後の最後に出したにも関わらず秒で完売。有り難いと同時に皆さまの胃袋の底無し加減に戦慄)
の、3品でございました。
概ね狙い通りの味に仕上がったものの、やはりセミについては、採れたてのものと比べると幾分外骨格が舌に障る印象を受けましたね。
その辺りはご勘弁頂けたらと思います。
前回の記事でも申し上げた通り、シオフキはやはり煮込み系料理でダシ汁をふんだんに使うと味が活きて来ますね。
深川めしについては、上に乗せた味噌煮と、米を炊く際の水の両方にダシ汁を使用。
スンドゥブチゲも勿論、ダシ汁を2ℓ使用して仕上げました。
煮込む事でイノシシの横隔膜も幾分柔らかくなって、豆腐とシオフキの剥き身と違和感無く合わせられたのではないかと思います。
一方で、他のスタッフの面々も趣向を凝らしたメニューを多数用意。
虫食チームはゴキブリのタコ焼きと言う最早、タコと言うワードが必要なのか妖しい、パワー溢れる逸品を提供しておりました。
ゴキブリと言うと嫌悪感が先行しがちですが、衛生的に育ったものなので不潔感はありません。安心して食べられますね。
我らがサバイバル食チームのシェフ、ゆーきうさぎ氏は、イノシシのガラと魚介の中骨等々で濃厚に炊き出しまくった上にイノシシのチャーシューまで乗せた自家製麺のサバ食ラーメンを提供。
凄まじい気合の入った品々が矢継ぎ早に飛び出し、参加者の胃袋へと音速で吸い込まれて行きました。
ゆーき氏のラーメンは出汁が超濃厚に取られていて、一啜りで旨味の塊が舌をブッ刺して来ました。凄い。旨ーい。と言うより凄い旨ー味😋
勿論、当日採れたものも料理となりました。
現地調達された野草を使った白和え。こちらは野草講師のかっちゃん作。
参加者のトモ君持ち込みのヤマボウシのジャム。マンゴーのような香りがしてとてもフルーティー。
どんぐりパンに良く合いました。
当日採れたホコリタケの串焼き。椎茸を2倍ぐらい濃縮させたような香り。なかなかパンチがありました。
鴨を丸ごと持ち込まれる強者も出現🦆
解体後、無事にバター焼きになりました🦆🦆
その他にも、オオフサミミズの蒲焼きや、シマヘビの丸焼き、キノコと獣肉のビストロ山汁などなど、沢山の料理と食材があったのですが、当日調理に追われていた為、写真があまり残っていないのが残念極まります。
当日の詳細はビストロ山のfacebookページにて掲載されております。そちらで数多くの写真が載せられていますので、より臨場感が伝わるのではないかと思います
ビストロ山は今回で3回目の開催となりましたが、普段食材として認知していないような動植物も「案外食べられる!」「案外美味しい!」と言う発見が毎回ありますし、「生き物を殺して食べる」と言う生物として当たり前の事象を身をもって再確認する事が出来るので、大変に面白い催しだと思っております。
また、食べられる動植物、食べられない動植物を正確に見分ける為に、各ジャンルに精通した講師の方々の指導のもと採集・調理が行われていますので、これから最初の一歩を踏み出したい方にとっても、今以上に自身の見聞を深めたい方にとっても役に立つ催しですね。
次回開催は未定ですが、今後も不定期で開催される予定との事なので、facebookのビストロ山のページか、当ブログをフォローして頂いて、開催情報についてはチェックをして頂けたらと思います。
私も今後も機会あれば微力ながらお手伝いをして参りますので、今回参加されなかった方々の今後のご参加をお待ちしております(。´・ω・)。´_ _)
ビストロ山本編を無事終えた私はと言えば、そのまま会場となった廃材エコヴィレッジゆるゆるに泊まらせて頂き、本編中に飲めなかったビールに漸くありつき、
(旨過ぎて向こう淵が見えました)
ゆるゆる名物・五右衛門風呂に入り、
翌朝、ゆーきシェフが作ってくれた超濃厚出汁うどんを頂き、
(旨過ぎて早朝から舌がバカになりました)
次の目的地へと旅立ちました🚗💨💨
こちらの廃材エコヴィレッジゆるゆる、イベントスペースとしてビストロ山以外にも様々なイベントを開催していたり、宿泊機能も兼ね備えています。
藤野駅から車で20〜30分と、かなり山奥にあり、大人の秘密基地感満載で、少年心をくすぐられるナイスプレイスです。
気になるイベントの時に是非とも遊びに来てみて下さい。
それではまた、次のビストロ山でお会いしましょうヾ(๑╹◡╹)ノ"