山と酒と音と飯

登った山と飲んだお酒と聴いた音楽と食べたメシについての備忘録

毎年恒例 朝霧JAMに行って来ました

 10月の3連休で、毎年恒例の朝霧JAMに遊びに行って参りました。

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朝霧JAMを知らない方の為に紹介をさせて頂きますと、毎年10月に2日間、朝霧高原で開催されるロックフェスで御座います。

主催はフジロックと同じSMASH

ですが、ステージ数も出演者数もフジロックより遥かに少なく、こじんまりとした感じです。

そして、近隣に宿泊施設は無く、参加者は皆キャンプスペースを使ったテント泊で参加と言うのが特徴です。

 

私、まあまあ音楽は好きな方でして、これまで大小10以上の音楽フェスに遊びに行きましたが、この朝霧JAMが1番好きです。

評価ポイントとしては

・出演するアーティストの良さ

・都心からのアクセスの良さ

・来場さのマナーの良さ

・出て来るメシの旨さ

・出て来る酒の旨さ

等々が挙げられます。

そのいずれにおいても、朝霧JAMは高評価ですね。

 

まず出演するアーティストなのですが、例年開催のギリギリまで発表しないスタイルをとっております(2017年については8月頃に既に発表)が、毎年それでもブレずに割と良いアーティストを和洋問わずに呼んでくれます。

今年で言えばTHEO PARRISHやBELL AND SEBASTIAN等々。

 

開催地は富士宮から割と近い朝霧高原なので、都心からのアクセスもそこそこ良いです。車で3時間弱くらい。

 

キャンプの装備ありきで、本気出さないと行けない為、来場者のマナーも割と良い方だと思います。

 

フードブースのメシについては、フェス飯に求められるクオリティは満たしているかと思います。どの店も無難に美味いです。

 

フードブースの酒については、ここ数年クラフトビールに力を入れ始めていて、今年の朝霧JAMではなんと地元静岡の名士、baird beerのインペリアルIPAの樽生が置かれていました!すごい!えらい!尊い! 

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これについては拍手喝采ですね。素晴らしい。

瓶で飲んでも旨いですが、樽生だと苦味とエグ味が完全に排除されて、純粋に旨味と薫り高さだけが取り出されていました。

あとエビスの樽生も発見されました。素晴らしい。

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と言う訳で、上記項目のトータルバランスの良さで私の中では1番好きなフェスなのです。 

 

今年で8〜9回目ぐらいの参加になるでしょうか。最初の頃は会場内のキャンプ場にテントを張っていましたが、ここ数年は環境の良さと楽を覚えて、ふもとっぱらキャンプ場の方にテントを張るようにしています。

 

ふもとっぱらの何が良いって、車に直付けでテント張れる所なのです。場内だと長い距離を人力で荷物を運ばなければなりません。この差はデカいです。

さらに、ふもとっぱらには無料で入れる大浴場があります。これも大きい。

とは言え、利用出来る時間が限られているので例年入らないことの方が多いです(笑

 

そんなこんなで、1日目は当初雨が危ぶまれましたが、なんとか回復し、土曜日の正午前ぐらいには無事に到着。テント村もテキパキと設営。

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さて、オーサカモノレールな間に合うように会場行きますか!

と思いながらも、テントサイトで取り敢えず1杯。

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2杯

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3杯

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4杯

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なんてやっていたら、まぁ会場行かないですわ。

ちなみに、ふもとっぱら⇄会場 はシャトルバスで5〜10分ぐらい。歩くと40〜50分ぐらいの道のり。

 

結局、会場ついたのは16:15〜のD.A.Nくらいからでしたね。これもまあいつものこと( ゚∀゚)<アハハハハハ八八ノヽノヽ 

 

その後はステージ後方でうたた寝してEGO-WRAPPIN'やらCARL CRAIGやらチラ観しながら過ごし...

 

BELL AND SEBASTIANの残り半分くらいをガッツリ観て過ごす。

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いや、BELL AND SEBASTIAN素晴らしかったですね。焚き火の爆ぜる音を聴きながら、富士山がボンヤリと浮かび上がってライトアップされたこの空間に、最高にドリーミーでマッチしていました。

優勝です。優勝。おめでとうございます👏🎉 

 

と言うより、2日間通して真面目に観たアーティスト、BELL AND SEBASTIANぐらいなものでした。

このテキトーさも朝霧JAMの良い所なのです。そして歳を重ねるごとに、ライヴに対する私のテキトーさも増して来ている気がします。

 

そしてテントサイトに戻って、同行者が拵えてくれたモツ鍋を食べて就寝。

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朝霧JAMは、直火でなければ、火を焚いても良い所がまた素晴らしい点でもあります。

 

明けて2日目、 12:15〜の思い出野郎Aチームぐらいには間に合わせたいなーと思っていたものの、案の定間に合わず、その後の13:30〜UAすら逃す事態に。

まあこれも仕方のないこと。

テントサイトでこれまた同行者が拵えてくれたベーグルサンドと、私が持参したコーヒーが旨過ぎて、それどころではなかったのです。

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そんな事もあって、ダラダラと会場入りして酒を飲み、suchmosを一曲だけ観て足早に会場を後にします。

今日は私がメシ当番なので、兼ねてよりやってみたかった本気キャンプカレーを作ってみました。

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過程は大幅に端折られていますが、野菜類刻んだり、ニンニクとショウガはすり下ろしたり、ホールスパイスを油で熱して香りを移した後、玉ねぎ入れてニンニクとショウガ入れてトマト入れてヨーグルト入れて何して何してとやって、本気キャンプチキンカレーが出来上がりました。

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良かったですね。

飯炊きについては今後も研鑽を重ねる必要がありました。なかなかガス火で大量に野外で炊くのは慣れが要ります。

 

その後、別のテント村に遊びに行きながら1:00ぐらいまで飲んで就寝。

 

明けて3日目、ダイヤモンド富士を見ようと目覚まし⏰かけていたものの、案の定起きれず_(:3 」∠)_

これも毎年のことです。

この時期のふもとっぱらキャンプ場はちょうど富士山のテッペンから日が出るのでシチュエーションとしては完璧なのです。

そう、日の出の時刻に起きられれば...

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この写真は2012年の朝霧JAMの時に撮影したもの。この頃はまだ意識が高かったので日の出の時刻に起きられたわけです。

 

さて、意識高かったのも過去の話、今年は例年通り日の出よりも遥かに遅く、だらっと起き、残りのカレーとベーグルサンドとウィンナーを焼いて朝食にし

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パキパキと手際よく片付けて08:30頃に撤収、帰路に着きました。

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基本、だらだらやってますが、設営と撤収は毎年やっていて手慣れているので割と手早く出来ます。

 

今年は酒とメシにメーターを振り過ぎた結果、ライヴをほとんど観ないまま終わりましたが、それもまた朝霧JAMの醍醐味ではあります。

次回はもう少しライヴの方に比重を置いて参加しようと思います。

 

と言う事で、概して今年も最高でした。フェスが好きでまだ参加された事ない方は是非とも来年参加してみてくだせえ。きっと楽しいです。