混迷するコロナ情勢とカツオの相関性
モデルナのワクチンを2回打ったら安定の38.5度をキープし、回復後も注射打ったところが鈍く痛み続ける私です。こんばんは🌃
2回目打ってから1ヶ月以上経過してなお痛むのですが、これって私だけですかね。
どうなんでしょうね( ´◔ ‸◔`)?
んま、日常生活にはそんなに支障無いから別に良いんですけども。
カツオ豊漁
近所の生鮮地雷スーパーに行くのが休みの日の僅かな楽しみなのですが、今年は鮮魚コーナーの異変に気付いた方も少なくないはず。
そう、安いのです。カツオが。圧倒的に。破壊的に。
原因を調べて見たところ、上記ニュースのとおり、豊漁な上に飲食店の需要がコロナの影響で激減して価格が割れまくっているのが現状の様です。
思い付きでタイトルを決めてから記事を書き始めたにも関わらず、思わぬところで伏線を回収してしまいました。たまにはこんな事もあるのでしょう。
価格が割れているのは余り好ましいことではありませんが、安く買えるのであれば出来るだけ買って応援致しましょう。致しませんか?致す時。致そう。致せ。
そのような折、今年の6月頃に買ってから、余りの安さと鮮度の良さにすっかりカツオの虜になってしまい、今シーズンは既に4回も買ってしまいました。
多少値段にバラツキはあるものの、安定して安くて旨いです。ハズレを引くとまあまあシンドイ事もあるこのスーパーですが、カツオに関しては今季1度も外しませんでした。驚異の打率10割。超ヘヴィヒッターです⚾️
定番のタタキに始まり、
血合いの部分は流石に刺身では臭いが強いのでトリミング。
血合いは煮付けにしたら凄く旨かったです。米泥棒🌾🌾
特別良い魚屋へ行かなくとも、普通のスーパーの切り身で充分に旨いのです。この普段使い出来る感が圧倒的アドヴァンテージ。
そして戻りガツオのこの季節。今日買ったカツオの雌節(腹側)柵¥500が今季一番の大当たり。
とにかく脂が乗って旨い。サバかブリかと見紛うほどの脂の乗り。
軽く炙ろうものなら脂が弾けまくるので要注意。
後は小細工無しで盛り付けるのみ。
これがまぁトロっ!としながらもしつこくない脂で、将太の寿司の様に和芥子を塗って食べても旨いです。
生姜やニンニクの様に香りが主張しないので薬味としてはかえって良いかもしれません。
そして此処からは、血合いの新境地。
この切り出した血合いも何とか生で美味しく食べられないかと考えた時に、YouTubeで見たリュウジのバズレシピが浮かびました。
そうです。なめろうです。動画ではアジでやっていますが、これだけ脂が乗ってるならカツオの血合いでも応用できるのではないかと思い、実践してみる事に。
大葉とネギと味噌と血合いを混ぜて良く叩きます。生姜が家に無かった為に今回は省略していますが、入れた方が良いです。
仕上げに鹿の子模様を付けて上にも大葉を散らして彩り良くしたら完成。
さて実食。
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ん〝ん〝ん〝!
旨い!!
懸念された血合いの臭いは、大葉とネギと味噌で見事に上書きされて、カツオの強い旨味だけが口内に広がります。
これを酢に付けて食べたらまた最高で、一気に味が引き締まっていくらでも食べられます。
ご飯のおかずにも良いし、日本酒のアテにも最高。
さらに動画内で紹介されていたなめろうのもう一つの食べ方も実践。
白飯の上になめろうを乗せて、白だしと熱湯をかけ、さらに岩のりとワサビをトッピングし、房総半島の郷土料理「まごちゃ」に仕立ててみました。
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うーーーーーまい!!
全っ然インスタ映えしない色合いだけど旨い!!!
これは超旨い!!
不味い要素がない上に、白だしとなめろうで味の掛け算が為されているのだから当然と言えば当然の話なのですが。
いや、これ読まれている方、
「そりゃ旨いでしょ。分かってんよ(ワラ」
と思われているかもしれません。
私にもそう思っていた時期はありました。
しかし、これが実践してみたところ、想像の3倍斜め上を行く旨さだったのです。これはなめろうをやった時はセットでやらなきゃいけないレヴェル。
恐らくスッポン鍋に対する〆の雑炊と同じぐらいに。それぐらいマスト。
途中から味変でコショウを入れると、これがまたパンチが効いて超旨い。本当に旨い。
今年自作した料理の中で一番想定外の旨さだったかもしれません。
戻りガツオもそろそろ終わりの季節なので、ラスト1週間、スーパーに500円玉握りしめてカツオ柵を買いに行きましょう。
サンマよりも安いし、脂も乗ってて遥かに旨いので、カツオを食べましょう。カツオ。
2021年度下半期のスタートも、緊急事態宣言解除も、自民党総裁選も、ドイツの政権交代も、ワクチンの3回目の接種も、全てはそれからです。
今季に関してはそれぐらいカツオのプライオリティーは高いです。